東野幸治、『行列』最終回の締めは「泣く前に終わった」 “不発”を悔恨「(本来)あの1分後、泣いてた」

タレント・東野幸治が4日深夜、ABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』(金曜深夜1時)に出演。3月30日にMCを務めた日本テレビ系『行列のできる相談所 最終回3時間生放送スペシャル』のエンディングで、締めのコメントが途中で終了したことを回想している。

東野幸治【写真:ENCOUNT編集部】
東野幸治【写真:ENCOUNT編集部】

『東野幸治のホンモノラジオ』で回想

 タレント・東野幸治が4日深夜、ABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』(金曜深夜1時)に出演。3月30日にMCを務めた日本テレビ系『行列のできる相談所 最終回3時間生放送スペシャル』のエンディングで、締めのコメントが途中で終了したことを回想している。

 番組は好評だったとした東野は、「最後のコメント。CM前に『涙の東野が語る(実際は『東野から涙のご挨拶』)』みたいなんがあって、『そういう感じであおってんねや』と思って」と発言。「“チンピラ芸人”が東京の日本テレビのザ・ど真ん中のバラエティー番組で23年やらしていただいて本当に感謝してるし、制作陣の皆さん、出演者の皆さん、ゲストの皆さん、そしてテレビをご覧の皆さん、本当にありが…『終わりました!』『終わったん?』そんときファーッてゾーン(の状態)が晴れてん」と振り返っていた。

 東野は翌日にTBS『タミ様』の収録で会ったタレントのヒロミから「お前、“チンピラ芸人“”で終わってたぞ」と指摘されたと言い、「ゾーン状態でしゃべってたら、本当にモニターにハセキョー(長谷川京子)が映ってて、あれ? って不思議やってん。次の番組行ってて」と明かした。

 生放送のMCは毎週のABC『正義のミカタ』など経験豊富。「ずーっとMCの生放送の仕事って『『THE SECOND』優勝は○○さんです。さあラスト15秒ですけども、最後にご覧になってる皆さんに一言感想をお願いします』とか、まとめながらの役やったけど。長い芸歴で初めて生放送で“主役・ど真ん中”で自分の言葉でしゃべることになって。初めて。なら、あのザマや」と告白した。

 東野は「後藤(フットボールアワー・後藤輝基)とかが、『途中で終わってもうたわ』って言うたら、『さすがですね』みたいなこと言うんよ。『次の特番もあるし、そのための材料というか、きれいに収まんのも』ってことなんでしょう?みたいな。そんなわけないですもんね。(フロアDが)ずっと数字出してたからって。こっち言われへんがな“ゾーン状態”になってたとか」と話した。

「ゾーンだけですか? 理由は」と驚く渡辺あつむに対し、肯定すると「思いをしゃべろうと思ったら、生放送に慣れ過ぎてて、カウントとか全く気にしてなかって、すっかり忘れてしゃべってた。ゾーンやから」と明言。約150人が参加した打ち上げでフロアDに謝罪しようとするも不在だったという。

 翌日に『行列』総合演出から電話で感謝された後、TVerもブツ切れになっており、放送後の様子の使用許可を要請されたという。「『いいよ』って言ったら(ただのミスが)バレるってことやから。『えっ、ウソやん』って。一瞬『ダメです』って言おう思ったけど、さすがにそれはあかんなと思って、『全然、全然、流してくださいね』みたいな感じで(返した)」と話した。

 ネットで「こんなミスあるか」などの指摘を見た東野は「実は本当に5年に1回、10年に1回来るぐらいの心身ともに絶好調、ゾーン状態でラスト1分を迎えたら、数字出しが全く見えなかった。みんなの笑顔が見えて、だから、たっぷり時間あると思ってた。気持ち的には」と明かし、「泣く前に終わったからな。(本来)あの1分後、泣いてたよ。泣きながら締めれたと思うけど」と主張していた。

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