「しゃべりだしたら番組終わっててん」 東野幸治、『行列』最終回の“締めコメント途中終了”の真相を告白

タレント・東野幸治が4日深夜、ABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』(金曜深夜1時)に出演。3月30日にMCを務めた日本テレビ系『行列のできる相談所 最終回3時間生放送スペシャル』のエンディングで、締めのコメントが途中で終了したことについての真相を告白した。

東野幸治【写真:ENCOUNT編集部】
東野幸治【写真:ENCOUNT編集部】

『東野幸治のホンモノラジオ』で言及

 タレント・東野幸治が4日深夜、ABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』(金曜深夜1時)に出演。3月30日にMCを務めた日本テレビ系『行列のできる相談所 最終回3時間生放送スペシャル』のエンディングで、締めのコメントが途中で終了したことについての真相を告白した。

 番組は好評だったとした東野は、「最後のコメント。CM前に『涙の東野が語る(実際は『東野から涙のご挨拶』)』みたいなんがあって、『そういう感じであおってんねや』と思って」と発言。共演の渡辺あつむに見たかを聞くと、渡辺は「ネットニュースとかSNSで聞いてすぐ見ました」と返答。

 東野は大笑いした後、当日に時間管理をした女性フロアディレクター(D)とは何度も仕事をし”あうんの呼吸”と表現。直前のCMでラスト1分と伝えられ、持ち時間が決定。東野はレギュラーMCを務めた井上芳雄、フットボールアワー・後藤輝基にも話を振り、自身の締めを迎えた。

 当日は初代司会者・島田紳助さんのボランティアに対する心構え「偽善者でいい。やらないよりやった方がいい」を過去映像で流した。東野は「スタッフにあとで聞いたら、21時台のスポンサー全部から『そこのフレーズだけは問題ない』って許可とって、我々にサプライズで」と説明した。

 紳助さんが頭に残った東野は、「後藤君に話振って返って来た時に、パッて頭の中に紳助師匠の『おしゃべりってここ(ハート)でしゃべるねん。口でしゃべるから噛んだとかわかるけど、ここでしゃべったら噛んでも気にならんねや』っていう言葉がスッて。“涙の東野”(って出た)。泣くためにはここでしゃべらなあかんわけよ。『ここでしゃべろう』と思って」と打ち明けた。

「『最後さすがに本音を』っていうところで、その瞬間、スッて。なんでしょうか、本当にかっこよく言うと“ゾーンの状態”みたいな感じでスーッて真っ暗になって、気持ち的にね。ほんで心でしゃべったのよ。ほんで、しゃべりだしたら番組終わっててん」と口にし、「数字も何にも真っ暗で見えへんかった」と続けた。本当に感謝の気持ちを述べたかったとした。

「『行列』始める前は関西からやってきた芸人さんが『やったるで』ってことで言葉も荒いし、めちゃくちゃしたかもわからんけど、無鉄砲な芸人を使っていただいた。“チンピラ芸人”が東京の日本テレビのザ・ど真ん中のバラエティー番組で23年やらしていただいて本当に感謝してるし、制作陣の皆さん、出演者の皆さん、ゲストの皆さん、そしてテレビをご覧の皆さん、本当にありが…『終わりました!』『終わったん?』そんときファーッてゾーンが晴れてん」と振り返っていた。

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