TV露出激増の長嶋一茂、41歳で重度のうつ病を発症 精神安定剤を常に持参「これがないと収録ができない」

元プロ野球野球選手でタレントの長嶋一茂が3日、TBS系『まさかの一丁目一番地』(木曜午後9時)に出演。重度のパニック障害とうつ病を患った過去を明かした。

長嶋一茂【写真:ENCOUNT編集部】
長嶋一茂【写真:ENCOUNT編集部】

TBS系『まさかの一丁目一番地』

 元プロ野球野球選手でタレントの長嶋一茂が3日、TBS系『まさかの一丁目一番地』(木曜午後9時)に出演。重度のパニック障害とうつ病を患った過去を明かした。

 現在テレビに引っ張りだこの長嶋は1988年、(東京)ヤクルトスワローズにドラフト1位で入団。93年には父・長嶋茂雄が監督を務める読売ジャイアンツへ移籍し、96年に引退した。その後はタレントに転身。天然キャラで確固たる地位を築き上げたが、その裏では人生のどん底も味わっていたそうだ。

 それは長嶋が41歳だった2007年、生まれた時から世話になった乳母、溺愛してくれた祖母、大切な存在だった母が半年で立て続けに他界。長嶋は極度のストレスからパニック障害を発症し、夜は悪夢にうなされたという。

 当時について、長嶋は「どこからか聞こえてくるのよ。『死んだ方が楽だ』みたいな」と説明。それは「自分の声」だったことから、「自分がそういう思いだと思っちゃう」と振り返った。

 続けて、「おばあちゃん子でもあったし、よく遊びに行ってた」「おふくろはね……息子と母親の関係性っていうのは多分、一番強固な関係性でしょう、人類の中で」と語ると、「母親が亡くなったのは大きかった」と告白。母との死別を機に重度のうつ状態へと陥ったそうで、自殺を考えたこともあったという。

 長嶋は「台所に行って包丁を持って……。自分は空手をやってるから急所を知ってるんで。ここを切ったらすぐ死ねるなっていうのを分かってるから、いこうとするんだけど、娘たちが隣の隣(の部屋)で寝てたので、その顔を見て自分の中で思いとどまったっていうのが半年くらい続いた」と発言。ポケットからピルケースを取り出すと、「精神安定剤がこんなに入ってるんだけど、一度たりとも手放したことがない。これがないと収録ができない、今でも」と告げた。

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