桐谷健太、俳優志望は5歳の時から 念願叶い感謝「いまは夢の中にいる感覚」
俳優の桐谷健太が3日、都内で行われたABCテレビ・テレビ朝日系連続ドラマ『いつかヒーロー』(6日スタート、日曜午後10時)制作発表会見に出席。5歳のころから抱いていた「俳優」という夢への思いを語った。

ドラマ『いつかヒーロー』制作発表会見
俳優の桐谷健太が3日、都内で行われたABCテレビ・テレビ朝日系連続ドラマ『いつかヒーロー』(6日スタート、日曜午後10時)制作発表会見に出席。5歳のころから抱いていた「俳優」という夢への思いを語った。
本作は、お金もなければ仕事もない、20年間消息不明だった謎の男が、夢を失くした若者たちとともに腐った大人をたたきのめす、不屈の復讐(ふくしゅう)エンターテインメント作品。桐谷は、情熱あふれる児童養護施設の元職員・赤山を演じている。
『離婚弁護士』や『コード・ブルー』シリーズなどを手掛けた林宏司氏が、オリジナル脚本を務める。桐谷は「強烈過ぎてどうなるんだろう」と脚本を読んだときの感想を述べると、「とにかく全力でぶつかっていかないと太刀打ちできないような本。自分の俳優人生の節目になるような作品だと思った」と、このドラマにかける熱い思いを吐露した。
本作では、桐谷演じる赤山と児童養護施設で育った子どもたちが将来の夢をタイムカプセルに入れるという描写がある。桐谷は自身の幼少期の夢について「僕は5歳のころからこの世界に入りたいと思っていました」と語ると「その思いがかない、いまは夢の中にいる感覚でやらせてもらっています。もちろんしんどいことや大変なことはありますが、とてもありがたい」と笑顔を見せる。
強い思いで臨む主演作。この日は共演者の宮世琉弥、長濱ねる、板谷由夏、でんでん、北村有起哉も会見に参加したが、ドラマ『院内警察』でも共演した長濱は「以前のドラマのときはバディのような役柄でしたが、今回はまったく違う役。でも桐谷さんは座長としていてくださるだけで全部受け止めてくださるんです」と感謝を述べると、でんでんも「とても芝居がやりやすい。これからがとても楽しみ」と期待を口にしていた。
桐谷は「とにかく強烈で刺激的なドラマ。今の時代に訴えかけてくるメッセージ性もあり、グッときます。本当にたくさんの方に見ていただきたいです」と強い視線で語っていた。
