石破自民は「突破力を失っている」 国民から出馬の保守論客が苦言…決定的な自民の“失態”とは

海洋安全保障の専門家で知られる東海大海洋学部教授の山田吉彦氏が28日、東京・永田町の第一議員会館で行われた国民民主党の記者会見に出席。今夏の参院選に国民民主党から比例代表で出馬することを発表した。

国民民主党の玉木雄一郎代表(左)、榛葉賀津也幹事長(右)とともに会見に出席した山田吉彦氏【写真:ENCOUNT編集部】
国民民主党の玉木雄一郎代表(左)、榛葉賀津也幹事長(右)とともに会見に出席した山田吉彦氏【写真:ENCOUNT編集部】

産経新聞が発行する月刊誌「正論」の執筆メンバーで、言わずと知れた保守の論客

 海洋安全保障の専門家で知られる東海大海洋学部教授の山田吉彦氏が28日、東京・永田町の第一議員会館で行われた国民民主党の記者会見に出席。今夏の参院選に国民民主党から比例代表で出馬することを発表した。

 玉木雄一郎代表、榛葉賀津也幹事長とともに会見に参加した山田氏は、日本の海洋安全保障の現状に触れ、「自分の国は自分で守る。海の安全が守られていないことは国民の安全が守られていないことに等しい。海の対立よりも海の解決を目指すということで、この度、国民民主党から選挙に臨むことを決断させていただきました」と出馬の理由を語った。

 山田氏と言えば、産経新聞が発行する月刊誌「正論」の執筆メンバーで、言わずと知れた保守の論客だ。自民党との関わりも深く「確かに、私の周りの議員は自民中心。資本主義、自由主義を進めていくにはやはり自民と思っていた」と自身の立場を振り返る。

 その上で、今回、自民党ではなく国民民主党から出馬を決意した理由について、「ただ、自民では現状問題が解決するには至っていない。今の与党は力が分散してしまっている。石破自民はあまりにやることが散逸していて、ポイントが絞られていない。103万円の壁にしても、今は減税をし国家が耐える時。今の自民は力が分かれて、突破力を失っている」と与党の求心力低下を指摘。「あえて自分の力を発揮するなら」と、国民民主党からの出馬を決めたという。

 榛葉幹事長は、「(山田氏とは)20年以上の付き合い。先日石垣で(尖閣諸島日本編入130年の)式典があった際、都合があったのだとは思うが、自民党の参加者が途中で帰ってしまって、ひな壇に野党だけという状況になった。小野田(紀美)議員が一般席にいたのが唯一の救い。領土保障の一丁目一番地でこれかと、山田さんと一緒に嘆き、何とかしないといけないと」と出馬をオファーした経緯を明かす。玉木代表も「結党以来掲げている現実的な安全保障を前に進めることができる人物。我が党のためでなく、我が国のために進めていただきたい」と期待を寄せる。

 参院選に向けた具体的な政策について、山田氏は「尖閣の海洋調査をするにも、(現状)上陸は許されない。国際的な関心を高め、自衛隊とも連携の上、守る体制を高めていく必要がある。安全保障だけではなく、環境というテーマでも、尖閣の島々の重要性を訴えていきたい」と話した。

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