お笑いタレントの丸山礼が26日、都内で行われたNHKドラマ『ワタシってサバサバしてるから』合同取材会に共演する井桁弘恵と共に出席。俳優の寺田心の撮影現場での自由ぶりを告白した。

　本作はNHKが2023年に同名の大ヒットコミックを初ドラマ化した『ワタシってサバサバしてるから』（ワタサバ）のシーズン2。一見ただの勘違いな“自称サバサバ女”でありながら、主人公の振り切れた強烈キャラがクセになると大反響。あきれるほどにポジティブで“自分ファースト”、気持ちが良いほどに突き抜けた超勘違い主人公・網浜奈美は前作に続き丸山が務め、井桁は綱浜が婚活に有利になるようにという不純な理由で非常勤講師として務めることになる有名進学校「星開高校」の教師を演じている。

　囲み取材で自身の好きなところついて聞かれると丸山は、「なるべく丸ごと愛しているようにしてますね」とポジティブな思考であると語り、その中でも「声が大きいところですね。やっぱり水泳を9年間やって、その後トロンボーン3年間やったので肺活量が人より増えてる。やっぱグラウンドの端から端まで通るぐらいの声を持っているので、そこはすごい自慢」とアピールした。一方、井桁は「身長がでかいところです。去年人間ドックに行ったら身長が伸びていた。成長してるっていうところが好きなところです」と笑い、丸山は「井桁弘恵、成長期！」と合いの手を入れて盛り上げていた。

　丸山はシーズン2の撮影現場でのエピソードについて、「寺田心くんが生徒役で出られるんですけれど、メイクして、服も着替え終わって、“もうあと撮影だけ”ってなった瞬間にバスケしに行くんですよ」と寺田のマイペースぶりを告白。「学校で撮影してるので、体育館見るとバスケしたくなっちゃうんですね。彼。全部整えてるのに、汗だくで戻ってくる。人間らしい。たまらなかったですね。彼はまだ思春期なんだって（笑）」といじった。

　さらに、「『これからテストなんすよ』って言われて頑張ってねって返して、その翌週とかに『テスト終わったんすよ！　数学何点だったと思います？』『99点！』って。ドヤっ褒めて欲しそうな顔するんですよ」と寺田とのやりとりを明かし、「まだ私たちが見てた心くんのままじゃんって！　それが印象に残ってますね」と愛おしそうに笑った丸山。最後は「「やりたいことやった方がいいですよ、やっぱり。バスケしたい時にする！」と作中で自分らしさを大事に自由に振る舞う綱浜らしい一言で締め括った。