水野美紀、『べらぼう』吉原女将役のために眉毛脱色「極限まで剃って」 “女優魂”称賛に「逆に戸惑ってます」

俳優の水野美紀が23日、都内で行われたNHK総合の大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(毎週日曜・午後8時?)のファンミーティングに安田顕、中村隼人、風間俊介、鉄拳とともに出席した。自身の役作りや周囲の反響などについて語った。

ファンミーティングに出席した水野美紀【写真:ENCOUNT編集部】
ファンミーティングに出席した水野美紀【写真:ENCOUNT編集部】

撮影の舞台裏も告白

 俳優の水野美紀が23日、都内で行われたNHK総合の大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(毎週日曜・午後8時)のファンミーティングに安田顕、中村隼人、風間俊介、鉄拳とともに出席した。自身の役作りや周囲の反響などについて語った。

 同作は、今年1月5日から放送されている大河ドラマ第64作目となるエンターテインメントドラマ。 江戸時代中期の田沼時代から寛政の改革にかけて日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き、時にお上に目を付けられても面白さを追求し続けた江戸のメディア王“蔦重(つたじゅう)”こと蔦屋重三郎(横浜流星)の波瀾万丈の生涯を描く。 脚本は森下佳子氏。

 元花魁で吉原の宿の女将・いね役の水野は、過去に出演した大河ドラマ『武蔵 MUSASHI』(2003年)に言及。「ゲストでちょっと出させていただいたんですけど、何もない野っぱらのようなところで、永遠と鎖鎌(くさりがま)で戦う。『大河ドラマって辛いな~!』というイメージがあった」と回顧。続けて『べらぼう』について「今回は本当に豪華な女郎屋のセットの中で、美しい女郎たちに囲まれて、本当に楽しく撮影させていただきました」と笑顔を見せた。

 すると横にいた安田が、作中で見せる水野の引眉(ひきまゆ。眉毛をなくす、江戸時代の既婚者の風習)を引き合いに「今日は、はっきりとした眉毛なんですね!」と投げかけ、水野は「(眉を)描いてますし、だいぶ生えてます!」と返事。

 反響について水野は「『女優魂だ』とか『すごい』とか言われるんですけど、私はぜんぜんそんなつもりなくて、眉毛をつぶす女将なので、この時代のリアルな姿を映すことにもなるので『眉毛落とします』と言われて、『あっ、そうですか』くらいの軽い気持ちでやったら、『すごい!』、『よくがんばった!』、『女優魂だ』とすごい褒められるので逆に戸惑ってます」と胸中を吐露。「そんなに怖いですか?」と笑った。

 止まらない安田は「メイクの時間を短縮するために脱色したんですよね?」と暴露。水野は笑いながら「そうなんです」と認め、「撮影に入る直前にいつも、極限まで剃る。剃って、脱色して、やるんですけど、本当に生えているように描くのが上手になりました(笑)」と明かし、「今はだいぶ生えている状態」と説明した。
 
 また、主演である横浜の印象をたずねられた安田は「背筋がすごいね! 背筋の発達がヤバい! も?すごい!」と興奮まじりにコメント。水野は「でも足細いですよね!」と言い、中村は「胸筋もすごいと思います!」と付け加え、会場の笑いを誘った。

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