俳優の横浜流星が主人公・蔦屋重三郎を演じるNHKの大河ドラマ『べらぼう～蔦重栄華乃夢噺～』（日曜午後8時）の第11回が16日に放送され、蔦重が吉原の親父たちから『俄』祭りの目玉に浄瑠璃の人気太夫である富本豊志太夫／午之助（寛一郎）を招きたいと依頼される様子が描かれた。午之助は、吉原は好きじゃないと簡単には応じなかったが、蔦重の奮闘で午之助が男気を見せる形に。その言動にSNSでは午之助を絶賛する声であふれた。

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　蔦重は、りつ（安達祐実）たちと芝居小屋を訪れ、午之助に『俄』祭りの参加を求めるが、過去に吉原への出入り禁止を言い渡された午之助は、蔦重を門前払いする。蔦重は平賀源内（安田顕）を頼ったり、浄瑠璃の元締めの鳥山検校（市原隼人）を訪ねたりもした。だが、最終的には女郎を吉原の外に連れて行き、午之助と市川門之助（濱尾ノリタカ）をもてなす展開に。女郎たちにもてなされた午之助が富本節を披露すると感激した女郎たちは涙を流した。蔦重は、女郎について「江戸にいながら１度も芝居を見ずこの世に別れを告げる者もおります」と説明した。午之助は「やろうじゃねえか。こんな涙見せられて断れる男がどこにいる」と俄祭り参加の了解を即答した。

　SNSでは午之助に対して「めっちゃ粋だね」「江戸っ子だね」「すごいね」「泣かされる」「太夫カッコいい」「即答まさに江戸っ子イケメン」「イケメン過ぎる」「男前」「偉い」「即答カッケー」「ほれる」「声も美しいが心根も美しい人」と午之助を絶賛する声であふれた。