渡邊渚さん、「変化」に対する考え方明かす「あと何年こうして生きていられるかわからないし」
元フジテレビアナウンサーの渡邊渚さんが12日、自身のインスタグラムを更新。「変化」に対する考え方をつづった。

「“好きな自分になれるんだったら、今のうちになりたい”と思ってます」
元フジテレビアナウンサーの渡邊渚さんが12日、自身のインスタグラムを更新。「変化」に対する考え方をつづった。
PTSD(心的外傷後ストレス障害)を患っていたことを公表している渡邊さんは、「この前の週プレのインタビューでもお話ししたのですが、元気がなかった時に、見た目も中身も、自分が自分じゃなくなっちゃう感覚や喪失感がとてもつらくて。なくなったり変わったりすることが私の中では大きな恐怖になって、過剰に変化を恐れていました。でも振り返ってみると、療養中に減った髪の毛が増えたりリンスで整ったり、リップに色を乗せたら血色良く見えたりして、『元気に見える! 外に行けるかも!』と思えたこともありました」と振り返った。
そして、「外見が変わったら内面で触発されて明るい気持ちを抱けたし、逆も然り。心が元気になるとメイクやファッションを楽しむ余裕もできました」と心境の変化を明かした。
「だから今は変化を忌むのではなく肯定して、冒険も楽しめるようになりました。あと何年こうして生きていられるかわからないし、“好きな自分になれるんだったら、今のうちになりたい”と思ってます」と前向きな思いをつづっている。
渡邊さんは慶応大経済学部を卒業後、2020年4月にフジテレビに入社。23年6月に体調を崩し、7月から長期の入院生活に入った。24年8月末で退職。1か月後の10月1日、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を患っていたことを公表。そうした経験を生かして、精神疾患への理解の普及活動なども行なっている。
