男性アイドルグループ・IMP.のリーダーである影山拓也が9日、都内で行われた「IMP.」主演舞台「IMPACT」製作発表記者会見に、佐藤新、基俊介、鈴木大河、松井奏、横原悠毅、椿泰我と共に出席。滝沢秀明社長から「リーダーの心得」を伝授されていたことを明かしていた。

「IMPACT」は滝沢秀明が構成・演出を手掛けるショーと芝居の二部構成の舞台。ショーパートでは、滝沢の緩急自在な演出により、ダンス・歌・アクションなどさまざまな要素で構成される。芝居パートでは滝沢自身がかつて舞台で演じた「平将門」を上演する。

　IMP.初となる7人による座長公演。影山は「僕たちがこれまで培ってきたことを存分に出し、来てくださるお客さんにインパクトを与え、新しい歴史を刻んでいきたいなと思っています」と意気込みを語る。

　影山はこの舞台について「厳しさがありつつ、僕らはとても愛を感じています」と切り出すと「僕自身は厳しさってとても大切なことだと思っているんです。今回の舞台は、僕らの後輩『CLASS SEVEN』もいますが、僕らが滝沢社長から教えていただいたものを、しっかり伝える役目もあると思うので、僕らも愛を持って接していければと思っています」と述べた。

　影山自身、グループのリーダーを務めるが「グループのリーダーとはどういうものなのか、滝沢社長に相談させてもらったんです」と振り返ると「メンバーだけではなく、スタッフさんを含め、舞台だったらすべてのことを把握し、いま何が行われているか全部理解していなければいけない。常にアンテナを張っていないとダメだよ」とアドバイスを受けたと明かした。

　影山が漠然と抱いていたリーダー像とは全く違ったというと「滝沢社長の言葉で改めて自分のなかで覚悟が決まりました。舞台に対する思いも強くなりました」と語ると、横原は「舞台期間中になると、別人格なのか……というぐらい厳しくなる。ちょっと仲が悪くなりかけるんです」と影山の本気ぶりに言及し「今回はちょっとその変わり方がどうなるか怖いんです」と発言して会場を笑わせていた。