麻生久美子、テレ朝連ドラで主演 初共演の塩野瑛久と“過激”ラブサスペンス、インティマシーコーディネーターも導入

俳優の麻生久美子が、4月18日スタートのテレビ朝日系連続ドラマ『魔物』(金曜午後11時15分)で主演を務めることが6日、発表された。あわせて塩野瑛久が出演することも決定。2人は初共演となる。

初共演となる塩野瑛久(左)と麻生久美子【写真:(C)テレビ朝日】
初共演となる塩野瑛久(左)と麻生久美子【写真:(C)テレビ朝日】

『ドクターX』×『梨泰院クラス』の日韓共同制作

 俳優の麻生久美子が、4月18日スタートのテレビ朝日系連続ドラマ『魔物』(金曜午後11時15分)で主演を務めることが6日、発表された。あわせて塩野瑛久が出演することも決定。2人は初共演となる。

 同作は、不倫、DV、セックス、など愛と欲望にまつわる過激なテーマと、満たされない人間たちの歪んだ人間模様を美しい映像とともに描く禁断の問題作。

『梨泰院クラス』、『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』など数々の世界的ヒットドラマを生み出し、エンターテインメントを席巻するスタジオ・SLLと同局のドラマ制作陣が双方の経験やノウハウ、アセットを持ち寄り、ワンチームとなってのオリジナルドラマ制作が実現。

 韓国から来日してメガホンをとるのは、韓国時代劇をグローバルでも高い評価に導いたチン・ヒョク氏。さらに、大型映像作品を手掛ける瀧悠輔氏も監督を務める。脚本は、Kドラマの名作『星から来たあなた』のリメイクを手掛けた経験も持つ、関えり香氏が担当。日韓混合チームが、言語と文化の壁を越えた共同制作に挑む。

 主演を務める麻生は、主人公・華陣あやめ(かじん・あやめ)を演じる。実力ゆえ将来を嘱望されながらも孤独を抱えて生きる美しき女性弁護士という役柄。そのヒロインを翻弄する男・源凍也(みなもと・いてや)を演じるのは塩野。激しく求めあうあやめと凍也の愛を表現するため、本作ではインティマシーコーディネーターを導入。初共演の2人が美しくも濃厚なシーンに臨む。

麻生から見た塩野の印象「“美しい!”って衝撃を受けています」

 麻生と塩野のコメントは以下の通り。

○麻生久美子

――本作は日韓共同制作によるオリジナルドラマですが、オファーを受けたときの心境は。

「韓国ドラマは大好きでよく拝見しているので、まずワクワクしました。私で大丈夫かな、というプレッシャーも感じましたが、とにかくワクワクしっぱなしで、“絶対にやらせていただきたい!”と思い、出演を決めました。私はもともと自分の意思をうまく伝えられるタイプではないので、韓国のスタッフ陣と距離を近づけられるのか不安だったのですが、みなさんとても朗らかで温かくて…お会いした瞬間に“大丈夫だな”と直感しました。意見もしっかり伝えてくださるので、信頼できるチームになるなと確信しています。チン監督の演出によって私の演技も変化していくのか、それも楽しみにしています」

――塩野さんとは初共演ですが、印象を教えてください

「最初に“本読み”でお会いしたのですが、すごく美しい方だなと思って、この人が凍也を演じるんだな、という説得力を感じました。でもチラッと見えた横顔がキレイすぎて、まともに顔が見られなくて……。ちらちらと横顔を盗み見ては、“美しい!”って衝撃を受けています(笑)。濃厚なシーンはどうなるのか、まだ想像もできないのですが、美しさが出せればいいなと考えています」

○塩野瑛久

――本作は日韓共同制作によるオリジナルドラマですが、オファーを受けたときの心境は。

「韓国との共同制作は、僕にとって未知の世界。早い段階で全話のプロットをいただいたのですが、今まで見たことがないほど細かく描写が書き込まれていて、すべてを読みきるのに時間がかかりました。日本には“月がきれいですね”のように遠回しに意味を表現し、察する文化がありますが、プロットから細部にわたって丁寧に描き込むのは、日本とは違う制作スタイルだなと感じ、とてもワクワクしました。その“月がきれいですね”のように、僕らは“愛”という感情を言葉で表さずに、行動や描写で伝えようとしますが、この脚本ではストレートに感情をむき出すようなセリフや展開があります。それを韓国式に撮影すると、どういう化学反応が起きるのか……。今から楽しみです。韓国のスタッフさんとは最初はやはり言語の壁を心配していたのですが、それを感じさせないくらいにはっきり意見を言ってくださいますし、衣装合わせの際、監督がこだわりやビジョンを共有してくださったので、いい現場になりそうだなと、僕自身もより撮影が楽しみになりました。撮影が進むにつれて、どんどんコミュニケーションが深まっていくだろうなという期待もあります」

――麻生さんとは初共演ですが、印象を教えてください

「僕も緊張してなかなか目を合わせられないのですが……、共演の俳優陣が年上、年下にかかわらず骨抜きになってしまうイメージがあります。でもその気持ちがわかるなと、ひしひしと感じています。とてもフラットに接してくださいますし、となりにいて居心地がいいので素敵なチームを作れる予感があります。2人の場面では、今まで見たことがないような、美しくも“味”のあるやりとりを見せることができたら……。麻生さんと一緒にいいシーンを作り上げていきたいですね」

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