『シンケンジャー』で“殿”演じた松坂桃李、16年後にNHK大河で再び殿役「人生を経た殿を見せたい」
俳優の松坂桃李が3日、都内のNHK放送センターで行われた2027年大河ドラマ制作・主演発表会見。江戸幕府の天才・小栗上野介忠順の活躍を描く『逆賊の幕臣』で主演を務めることが決まり、心境を語った。

『逆賊の幕臣』で小栗上野介忠順役
俳優の松坂桃李が3日、都内のNHK放送センターで行われた2027年大河ドラマ制作・主演発表会見。江戸幕府の天才・小栗上野介忠順の活躍を描く『逆賊の幕臣』で主演を務めることが決まり、心境を語った。
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2009年に『侍戦隊シンケンジャー』でデビューし、殿と呼ばれるシンケンレッドを演じた松坂。大河ドラマで再び殿と呼ばれる役を演じることについて、「シンケンジャーから時を経て16年余り。シンケンジャーのときは20歳だったので、36歳なりの人生を経た殿を見せたいと思っています」と笑顔で語った。
幕臣側を描いた作品については、「新たな切り口でみなさんに幕末を提供できるのではないか」と予告し、「小栗が何故伝わっていなかったのか。幕臣側の切り口で描くことによって、より当時何があったのか、日曜の8時にお届けすることで、新たな幕末の時代という魅力を伝えることができるのではないかと楽しみにしています」と思いを述べた。
同作は脚本家・安達奈緒子氏のオリジナルストーリーで描かれる。日本初の遣米使節となって新時代の文明を体感し、新しい国のかたちをデザインした江戸幕府の天才・小栗上野介忠順。勝海舟のライバルとして知られているが明治新政府に逆賊とされ歴史の闇に葬られた。忘れられた歴史の敗者=幕臣の知られざる活躍を描く、スリリングな胸熱エンターテインメントとなっている。
