イチロー氏の独占密着ドキュメンタリーが3月2日放送 米野球殿堂入り前日から6日間取材

TBSは、3月2日午後3時30分から『独占密着!51歳イチロー99.7%の奇跡~不完全からの再出発~』(※関東ローカル)を放送する。独占取材で、イチロー氏は胸の中に秘めていた思いを語った。

秘めていた思いを語ったイチロー氏【写真:(C)TBS】
秘めていた思いを語ったイチロー氏【写真:(C)TBS】

デビュー戦、日本球界復帰についても語る

 TBSは、3月2日午後3時30分から『独占密着!51歳イチロー99.7%の奇跡~不完全からの再出発~』(※関東ローカル)を放送する。独占取材で、イチロー氏は胸の中に秘めていた思いを語った。

 今年1月、イチロー氏(51、マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)が、日本人初のアメリカ野球殿堂入りを果たした。史上2人目、さらには野手史上初めて“満票”での選出を期待されたが、わずか1票届かず得票率は99.7%だった。イチロー氏はこの結果を受け止め、「1票足りなかったというのは、不完全であるから進める。頑張れる」と心境を明かした。

 番組は、イチロー氏が日本人初の快挙を遂げる前日から6日間の密着取材を行った。イチロー氏が殿堂入り選出の第一報を受ける瞬間と決定後の第一声のほか、野球の聖地クーパーズタウンにプライベート機で移動する様子や野球殿堂博物館で行われたイベントに密着。今まで誰も見ることのなかった舞台裏が公開される。

 独占取材の中で、イチローは胸の中に秘めていた様々な思いを語った。屈辱とプレッシャー、そんな感情が入り交じり迎えたデビュー戦で、後の野球人生を大きく変えた出来事。野球人生で初めて自らチームを選べる状況にあった、“日本球界復帰”という選択肢。そして、苦難を共に乗り越え支えてくれた妻への感謝。殿堂入りを果たした今だからこその真実が初めて明かされる。

 アメリカ野球殿堂入りは、メジャーで10年以上プレーした選手が引退から5年で資格を得る。2019年3月に現役引退したイチロー氏は、24年に資格を獲得。全米野球記者協会に10年以上連続で所属する約400人の記者が投票し、75%以上の得票で殿堂入りとなる。有資格者(今年は28人)から最大10人まで投票可能となっている。

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