井ノ原快彦主演『特捜9』がついにファイナル 『9係』から通算20作目の集大成「役と一緒に育ててもらった」
俳優の井ノ原快彦が主演を務めるテレビ朝日系連続ドラマ『特捜9』が今春、final seasonを迎えることが28日に発表された。『9係』から通算20作目となる記念すべき節目の集大成。4月9日スタート、水曜夜9時から放送となる。

4月9日からスタート
俳優の井ノ原快彦が主演を務めるテレビ朝日系連続ドラマ『特捜9』が今春、final seasonを迎えることが28日に発表された。『9係』から通算20作目となる記念すべき節目の集大成。4月9日スタート、水曜夜9時から放送となる。
2018年4月、『警視庁捜査一課9係』からバトンを受け継ぐ形でスタートした、井ノ原主演『特捜9』。難事件に挑む個性派刑事たちの活躍と、背景にあるそれぞれの人生模様を丁寧に描き、シーズンを重ねるたびに新たな視聴者層を巻き込んでファンを増やしてきた人気シリーズが今春、ついにfinal seasonを迎える。2006年から17年まで、故・渡瀬恒彦さん主演の刑事ドラマ『警視庁捜査一課9係』から数えること通算20作目となるfinal season。記念すべき節目のシーズンにして、シリーズの集大成となる。
井ノ原が演じる警視庁捜査一課特別捜査班の班長・浅輪直樹にとっても、新人刑事時代から『season7』(2024年)で班長を受けることを決意するまでの、成長ストーリーとしての側面も持ち合わせる。井ノ原は「やり切った感じがしています。ここできっちり完結させて、ちゃんと着地させてあげたいという気持ちが強い」と今回で最後のシーズンとなる感慨を語ると共に、「一言では語り尽くせないですが、役と一緒に僕も育ててもらったという気持ちが大きいですね。僕自身も初心に戻って、直樹を演じ切りたいと思っています」と、浅輪直樹として20年近い年月を駆け続けた想いを明かしている。
個性強めな「特捜班メンバー」も続投。小宮山志保(羽田美智子)、青柳靖(吹越満)、矢沢英明(田口浩正)、『season5』から登場の高尾由真(深川麻衣)、そして、Snow Man・向井康二演じる、捜査支援分析センター(SSBC)所属の分析官・三ツ矢翔平ら、培ってきた信頼を礎に、意見の違いを素直に認め合って連携できるチームの活躍、そして直樹を支えてきた妻・倫子(中越典子)、特捜班と共に寄り添ってきた監察医・早瀬川真澄(原沙知絵)の存在も見逃せない。
井ノ原のコメントは以下の通り。
「無事にクランクインを迎えましたが、『特捜9』のメンバーとは歴も長いですし、普段から会ったりしてもうずっと繋がっている感じがします。今回も『特捜9』の世界観にすんなり入れました。今回、『final season』ということで感慨深いですね。『警視庁捜査一課9係』から足掛け19年…やり切った感じがしています。「まだまだ!」「もっと!」というより、ここできっちり完結させて、ちゃんと着地させてあげたいという気持ちが強いですね。そんな作品に出会えたことが、本当に幸せです。
思えば、僕が演じる浅輪直樹も、新人時代を経て、今回はついに班長になりました。一言では語り尽くせないですが、役と一緒に僕も育ててもらったという気持ちが大きいですね。今作も、登場人物それぞれの背景を丁寧に描いて、ただ捜査するのではなく、各々がいろいろなものを抱えながら生きているという人間像が深掘りされます。僕自身も初心に戻って、直樹を演じ切りたいと思っています。
メンバーは、20年弱の時間をともにしている方もいれば、途中から参加してくださった方もいます。作品の中で生きている方もいらっしゃいます。皆さんに「出会っていただいてありがとう」と伝えたいですね。また、これで終わりではありませんので、別の機会にご一緒に何か新しいことをできればと思っています。長年、『特捜9』を愛してくださっています視聴者の皆さんには、感謝の言葉しかありません。ついに『final season』。水曜の夜を楽しみにしてくださればうれしいです!」
