大阪マラソン挑戦のミルクボーイ・内海、25kmで棄権も“達成感”力説 相方は思わず「何やこいつ」

2019年M-1王者・ミルクボーイが25日、ABCラジオ『ミルクボーイの火曜日やないか!』(正午)に出演。24日に開催された大阪マラソンに参加した内海崇が、タイムオーバーとなって25キロで棄権した大会を振り返った。

ミルクボーイの内海崇【写真:ENCOUNT編集部】
ミルクボーイの内海崇【写真:ENCOUNT編集部】

ミルクボーイ内海が24日開催の大阪マラソン回想

 2019年M-1王者・ミルクボーイが25日、ABCラジオ『ミルクボーイの火曜日やないか!』(正午)に出演。24日に開催された大阪マラソンに参加した内海崇が、タイムオーバーとなって25キロで棄権した大会を振り返った。

 内海は「昨日、大阪マラソン、走らしていただきまして。いや、楽しかったね。無事、笑顔で走り切れました。ホントに達成感しかないです」と誇らしそうに発言。相方・駒場孝が「走り切ったって言うのはどういうことですか? 42.195キロ、フルマラソンというのは」と確認すると、「フルマラソンはそうですけども、私の中の25キロを達成しました」と返した。

 リタイアの状況について、「25キロ地点まで行きまして、タイムオーバーといいますか、最後の“この車に抜かされたらあなたはタイムアップですよ。やめてください”っていうヤツが、ゆっくり走ってくれることもなく、ブーンって抜かされましたんで。無慈悲に行かれました」と説明。「楽しかったですね」という内海を、駒場とABC・澤田有也佳アナウンサーは「お疲れ様でした」とねぎらった。

 内海が「頑張りました。ホンマに頑張りました。こんな頑張ったヤツおらんのじゃない? 一番、頑張ったんちゃう?」と胸の内を明かすと、駒場は「それはいますよって。何万人走ったか」とツッコミを入れた。内海は「咳(せき)ぜんそくもありました。腸炎もありました。全部乗り越えてスタートに立った。それだけでもうすごいことですよ」と力説。「皆さんの声援を受けまして。頑張って。途中で7キロぐらいで(体が)痛かったんですけど、そっから根性の男・ミルクボーイ内海!」と口にすると、澤田アナもさすがに「(すごい)自己評価」と笑った。

「めっちゃ楽しかったんよ。出て良かった」と繰り返した内海。今回は2度目の参加となったが「前は全然声援もなく、11年前に大阪マラソン出てるんですけど。“頑張れよ、芸人!”みたいな感じやった。それが沿道ですごいのよ。“内海さん、頑張って!”って。“内海さん”っていう名前を覚えてくれてるってだけでもすごいこと。11年間で」と感動したとし、「人気を痛感しましたね。大阪の顔。こんなにみんなが知ってくれてんねやって。若い子もボランティアの人、おじいちゃん・おばあちゃんも。“ミルクボーイや”みたいな。すごかったね、ホンマ。大人気者。スタッフさんも言うてたもん。“大人気やん”って」と打ち明けた。

 前回の大阪マラソン参加時のツイッター(現X)を自身でチェックしたところ、「“完走しました”って、走ってる写真を載せて『6』いいねだったんですよ。いまだによ。さかのぼられてもない」と笑わせ、「昨日、載せたのは4000(いいね)を超えてます。もっといく思うたけど。“6000いいね”は来て、“1000倍になりました”って言いたかったけど」と話した。内海は「大阪中の方が知ってくれてて。めっちゃ力もらえたし、力も与えたと思います」と力説する内海。途中リタイアしたとは思えない“一夜明け”の様子に、駒場は「何やこいつ」とポツリ。澤田アナが「思ってたんと違う。感想が思った以上に……」と言うと、駒場は「上からの感想やった?」と代弁した。

 仕事の合間に至近距離で激励した澤田アナが「感動しました」というと、内海は「サワディー(澤田アナ)は応援してくれてて、泣いてた」と告白。内海の現在位置をチェックしていた澤田アナは、仕事の区切りのドンピシャで応援できると判断し、現場へ向かったところ「寒すぎて涙と鼻水が出てきて。着いて1分後ぐらいに内海さんが来て」とネタばらしした。内海は「めっちゃうれしかってん。そっから1キロぐらい“サワディー、泣いてたで。オレの走る姿見て”って」とパワーにしたという。澤田アナは笑いつつ「絶対、普段やったらできひんのに、内海さんに“頑張ってください!”って手を握りに行った自分がいた。そうさせるマラソンはすごい」と振り返った。

 内海は「思うてるよりリカバリーできてるというか、歩けないとかじゃない感じですね」と前回より翌日の体調がいいと報告。11年前はユニットバスだったのが、今回は入浴剤も使用し、ふくらはぎをもむ機械もあり、ベッドもいいと原因を推測すると、駒場は「ちゃうちゃう。11年前はフル走ったから。まう距離の問題。リタイア中のリタイア」と指摘した。内海は「笑顔振りまきながらやで。声が枯れるぐらいや」と反論した。「めっちゃ(ネタを)振られるけどね。“これなんぼあってもいいですか?”“これ何マラソンやったっけ”“おかんは何か”、その3つ、常に誰かから言われてたって感じ」と明かし、「全部言うたで。“大阪マラソンやないか”って」と話した。

 内海は「ホンマに大人気者。一番、人気あったんちゃうか」と言うと、駒場はコブクロ・小渕健太郎の名前を出した。内海は「小渕さんは早いやんか、スピードが。触れ合えへんというか、全員に言うわけにはいかへんやんか」と自身の優位性を示した。「楽しかった。すがすがしい。全部出し切りました」といい、周囲へのサービスもできたと実感したことで「ふれあい100点満点。これ以上ないふれあい。出て良かった」とまとめた。

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