広瀬すず、連ドラ初主演作でプロデューサーと大喧嘩した過去告白「急に1人にされて『何?』って」

俳優の広瀬すずが22日、都内で行われた映画『ゆきてかへらぬ』(根岸吉太郎監督)の公開記念舞台あいさつに出席。10代の頃、初めての連続ドラマ主演作となった『学校のカイダン』(日本テレビ系、2015年放送)での出来事を振り返った。

公開記念舞台あいさつに出席した広瀬すず【写真:ENCOUNT編集部】
公開記念舞台あいさつに出席した広瀬すず【写真:ENCOUNT編集部】

映画『ゆきてかへらぬ』の舞台あいさつに出席

 俳優の広瀬すずが22日、都内で行われた映画『ゆきてかへらぬ』(根岸吉太郎監督)の公開記念舞台あいさつに出席。10代の頃、初めての連続ドラマ主演作となった『学校のカイダン』(日本テレビ系、2015年放送)での出来事を振り返った。

 映画のストーリーにちなみ、「感情的になった思い出」を問われると、広瀬は「10代の頃初めてドラマ主演作をやらせていただいた時、毎話少なくて10ページくらいのせりふがあって、それをスピーチしていく。いろんな感情について、プロデューサーさんと毎日2、3時間打ち合わせをしていた」と言い、「最終的に熱が入りすぎて、バレンタインか何かの日に自分一人で戦うっていう回があって。そのスピーチの日に、1人にされて。プロデューサーさんの『自分で頑張れ』っていうメッセージだったらしいのですが、急に1人にされて『何?』となって、大喧嘩した」と笑いながら明かした。

 本作は『ツィゴイネルワイゼン』や『セーラー服と機関銃』の田中陽造氏が、40年以上前に書いた脚本を、名匠・根岸吉太郎監督が16年ぶりにメガホンを取り実写化。「文化の百花繚乱」の様相を呈した大正から昭和初期を舞台に、実在した男女3人の壮絶な愛と青春を描く。

 まだ芽の出ない役者・長谷川泰子を演じた広瀬は、「一緒に青春時代を過ごしたいキャラクター」に家並みながらも泰子を挙げ、「嫌ですけど、今の時代だったら近くで見てみたい。なかなか泰子みたいな人に出会えない。でも、友達の友達の友達くらいでいい。なかなか出会えない刺激をもらえそうな存在になるかな」と紹介した。

 舞台あいさつには主題歌『ユーモア』を担当した歌手のキタニタツヤ、根岸監督も参加した。

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