THE RAMPAGE陣、初エッセイ発売で恩師の言葉を回想「今の自分にも生きている」
ダンス&ボーカルグループ・THE RAMPAGEの陣が22日、都内でエッセイ『JOKER(ジョーカー)』の刊行記念プレス取材会に出席した。
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エッセイ『JOKER』刊行記念プレス取材会
ダンス&ボーカルグループ・THE RAMPAGEの陣が22日、都内でエッセイ『JOKER(ジョーカー)』の刊行記念プレス取材会に出席した。
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THE RAMPAGEのパフォーマーでリーダーを務める陣の初エッセイは、熱血で人情味に溢れ時に涙もろい、愛されリーダーが結成から11年目を迎えたグループの軌跡を語った一冊。これまで明かされることの無かったグループの歴史やメンバーとの関係性、今だから話せる裏話など、グループのことを誰よりも想い続けてきた陣だからこそ知る、THE RAMPAGEの裏側が明らかになる。
陣は初エッセイの完成を受け、「お話をいただいた時は、1人で大丈夫かと不安もありましたが、活動の中で感じたこと、経験したことを経て、今何を考えているのか話せたので、自分にしか書けない一冊ができました。最高な一冊ができたと思います」と笑顔。タイトルは最後まで悩んだというが、「近くで担当してくださった方がアイデアをくださり、その中のひとつが『JOKER』でした。僕が普段からジョークを言って笑かしたりするのが好きなのと、『THE RAMPAGEの切り札ということでどうですか?』と言っていただき、自分で言うのも恥ずかしいのですが、ご提案をいただいて決めさせていただきました」と説明した。
印象深かった内容を聞くと、中学校時代の恩師と再会したことに触れ、「先生からいただいた言葉は今の自分にも生きている。アンドリュー・カーネギーという偉人の墓標に書いてある言葉『自分より優れたる人を自分の周りに集めたる人ここに眠る』、これを聞いた時に速攻でノートの表紙に書いた」と回想。「『自分より優れたる人』は僕で言うTHE RAMPAGEのメンバー、僕に無いものを持っている15人がリーダーと言ってくれている環境は、先生が大事にしろと言っていたことに近しいと感じている。そういう人たちを大切に、リスペクトしながら一緒に夢を追いかけていくことができている今に繋がっているので、今後も大事にしていきたいと改めて感じました」と語った。
今作で改めて自分の人生を振り返り感じたことについては、「母親の存在がデカかったと思います。本の中では、人生の種を蒔いてくれた存在と表現していて、ダンスのきっかけをもらったのも母、オーディションの時の衣装も母と一緒に考えました」とコメント。「上京してからもデビュー前、お給料が無くて毎月こっそり仕送りしてもらっていた。一番近しい人、母親の存在が大きかったと思いました。母がいなかったら、こうはなっていなかったと思います」と感謝した。
グループの野望を聞かれると、「THE RAMPAGEがすごかったと時代を思い返せるようなグループになりたい。自分たちが大事にしているもの、必要とされているものを理解して発信していくと、10年後、20年後、その時代を彩っていたと言われるようなグループになりたいです」と思いを伝えた。
THE RAMPAGEは、メンバー16人がそれぞれの個性を引き出して書籍化し、2024年7月から毎月1冊、12ヵ月連続で刊行する大型企画「GL-16~THE RAMPAGE BOOKS~」を始動しており、本作は8作目の書籍となっている。
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