唐田えりか、10kg増えた『極悪女王』後の撮影で苦労「髪も刈られた後だったので」
俳優の唐田えりかが21日、都内で行われた映画『死に損なった男』初日舞台あいさつに登壇し、撮影の苦労話を語った。

映画『死に損なった男』でヨガのインストラクターの役
俳優の唐田えりかが21日、都内で行われた映画『死に損なった男』初日舞台あいさつに登壇し、撮影の苦労話を語った。
本作は、『メランコリック』にて長編映画デビューを果たし国内外で高い評価を受けた田中征爾監督が紡ぐオリジナルストーリー。死に損なった男に、幽霊が「自分の娘につきまとっている男を殺すまでつきまとう」と宣言したことから始まる数奇な物語が展開する。唐田は、元夫からストーカーを受ける女性・森口綾を演じている。
唐田と言えば、Netflixシリーズで配信され、大きな話題になった『極悪女王』で長与千種役を熱演し高い評価を受けた。本作は『極悪女王』の撮影が終わって2~3か月後にクランクインしたというと「『極悪女王』で10キロ体重を増やしていたので、今回の役のために体重を戻さなければいけませんでした。髪も刈られた後だったので、ウィッグでの撮影で、しかもヨガのインストラクターの役。あまり筋肉がたくましいとダメだったので、うまく体重を落とせるのか心配がありました」と苦労した部分を明かす。
田中監督は「『極悪女王』(の白石和彌監督)や『ナミビアの砂漠』(の山中瑤子監督)など大監督とご一緒した後だったので、僕ですみませんという感じでした」と自虐的に語ると「唐田さんは自分の撮影がないときでも、監督用のモニターをめちゃくちゃ熱心に見ていて、すごく好印象でした。映画がお好きな人なんだなと思いました」と感想を述べる。
この日は唐田、田中監督のほか、主演の水川かたまり、正名僕蔵、喜矢武豊、堀未央奈、サプライズで水川の相方である鈴木もぐらも出席したが、唐田にDVを働く元夫役を演じた喜屋武は「僕はゴールデンボンバーでは、熱湯風呂に落とされたり、水車に張り付けられて水攻めされるなど、いじめられる側だったので、初めてこっちの側に立てた」と意気揚々と役に取り組んだというが、「でもDVする相手が『極悪女王』だったので、勝てそうにないかもと思いました」と発言して客席を笑わせていた。
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