スーパーで買ったパイナップル、1360日後に“再収穫” ビフォーアフターにネット衝撃「凄すぎます!」

スーパーで買ってきたパイナップルを1360日後に再び「収穫」、どうやって?――。そんな仰天の“再生栽培”に成功した家庭菜園マニアがいる。真冬の時期に食べ頃に育ったことにも驚がくで、「夢あります」とSNSで感嘆の声が。しかも、育てるのには3年半以上の時間を要する長丁場だというのだ。パイナップル再生の秘訣(ひけつ)を教えてくれた。

スーパーで買ってきたパイナップルの“再生”に成功【写真:本人提供】
スーパーで買ってきたパイナップルの“再生”に成功【写真:本人提供】

3年半以上の長丁場、冬をどう乗り切るかがポイント

 スーパーで買ってきたパイナップルを1360日後に再び「収穫」、どうやって?――。そんな仰天の“再生栽培”に成功した家庭菜園マニアがいる。真冬の時期に食べ頃に育ったことにも驚がくで、「夢あります」とSNSで感嘆の声が。しかも、育てるのには3年半以上の時間を要する長丁場だというのだ。パイナップル再生の秘訣(ひけつ)を教えてくれた。

「上のパイナップルをスーパーで買ってきて、葉っぱを植えて1360日後に下のパイナップルを収穫しました。

これは再生成功ですね!」

 ビフォーアフターの写真にびっくり。しかも、再び収穫したパイナップルの実はオレンジの色を帯びてぷっくりしている。今回のパイナップルは2021年5月10日から25年1月29日までの約3年8か月が栽培期間だといい、寒波到来のこの冬に、見事に収穫できたそうだ。

 投稿者は、のりんご@再生栽培の本発売中(@noringo_ringo)さん。「趣味で家庭菜園をしており、栽培の様子をYouTubeに動画投稿しております」。生粋の栽培愛好家だ。

 投稿は衝撃を呼び、「やりすぎ~!!すごすぎー!!!」「凄すぎます!!」「大成功ですね 色もサイズも、再生のほうが優っている様ですね」「再生栽培が本家を上回ってしまう良い例です」などの反響が。

 また、パイナップル再生にトライしている人からは「今チャレンジ中ですが、1360日…途中で心折れそう」「何度も挑戦しているのですが 葉っぱばかり大きくなって 実がなったことがないんです 寒さ対策が問題なのかも…また頑張ってみます」といったリアルな声が寄せられている。

 実はのりんごさんは、今回のパイナップルに加えて、前回は20年7月5日から24年1月21日の栽培期間でも成功。「今まで2つの苗でパイナップルを収穫しております」というからさらに驚きだ。

2021年5月に葉っぱを取った状態。ここから歳月を経て再び収穫に成功したという【写真:本人提供】
2021年5月に葉っぱを取った状態。ここから歳月を経て再び収穫に成功したという【写真:本人提供】

「実がなった時の喜びや自分で育てたパイナップルの味は格別」

 家庭菜園のレベルを超えていそうだが、一体どうやって育てるのか。分かりやすく基本的な栽培方法を教えてくれた。

「パイナップルの上の葉っぱを土に植えていると葉っぱが出てくるので、そのまま3年半育てたら葉っぱの真ん中から花が咲いてきます。開花後5か月くらいでパイナップルになります。葉っぱはプランターに植えました。土は鹿沼土を使用しております。肥料は4月から10月は外で育てて、太陽の光をたくさん浴びるようにして、月に1回化成肥料を与えました」

 素人目線ながら、冬をどう乗り切るかがポイントになりそうだ。

「パイナップルの栽培適温は20度~30度くらいなので冬は室内に取り入れます。15度以下になると休眠するので水やりを控えて管理します。もし可能なのであれば、暖房をつけて部屋の気温を暖かくしてあげるのがベストです」。温度管理のコツも伝授してくれた。

 また、のりんごさんは前回収穫のパイナップルについてYouTubeで映像に記録しており、寒くなって枯れてきた葉先をこまめに切るなどし、丁寧に育て上げる様子を紹介している。今回の2つ目の再生パイナップルは今年3月に動画アップ予定だという。

 まさか自宅でパイナップルを収穫できるという夢のような家庭菜園。興味を持つ人も多いだろう。根気強さも大事になってくるといい、先駆者ののりんごさんは「栽培期間が長くなることや冬の管理が大変ですが、実がなった時の喜びや自分で育てたパイナップルの味は格別なので、大変なこともありますが頑張ってください!」とメッセージを寄せた。

次のページへ (2/2) 【動画】パイナップルの葉っぱを植えたら3年半後に…実際の映像
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