名優の父に「見抜かれていた」 柄本佑、弟・時生との2人芝居で抱いた“微妙な心境”

俳優の柄本佑が15日、日本テレビ系『メシドラ ~兼近&真之介のグルメドライブ~』(土曜午前11時55分)に出演し、父で俳優の柄本明から告げられた言葉を振り返った。

柄本佑【写真:ENCOUNT編集部】
柄本佑【写真:ENCOUNT編集部】

俳優一家の長男・柄本佑が『メシドラ』に出演

 俳優の柄本佑が15日、日本テレビ系『メシドラ ~兼近&真之介のグルメドライブ~』(土曜午前11時55分)に出演し、父で俳優の柄本明から告げられた言葉を振り返った。

 NHKの大河ドラマや連続テレビ小説の常連である柄本は、俳優一家の長男。弟の柄本時生も、数々の作品に引っ張りだこの売れっ子だ。

 この家族における柄本の立ち位置について、レギュラーメンバーの満島真之介は「本当は(一番)お父さんっぽい」と分析。「柱感がある」と説明すると、柄本も「そうやって言われると、たしかにそんなのあるかもしれないね」と納得し、「親父もあんな親父だし……」と笑った。

 続けて、満島は「いい意味で緩やかな人だから。時生と父ちゃんが枝っぽい。あの2人がいろんな方向性にふわーって自由にできるのは、佑さんがいるから。オレねぇ、幹を感じてる」ともコメント。これにも柄本は「意外だけど、分かんないこともないかもしれない」とうなづいた。

 そのまま、柄本は「弟と2人芝居をやってると、見た人は時生を褒めて帰っていく。やっぱり、損するのは兄貴なんですよね」と述べ、「オレ、頑張ってるのに……と思うわけ」と吐露。満島の「(時生は)枝だから、その日の風に揺られてるんだ」との反応には「そうそう」と同調し、「それを時生に言うと『オレだって頑張ってるよ』ってアホみたいな顔して言うわけ」と、悔しさとは違う微妙な心境を明かした。

 一方で、その心境は「親父からは容易に見抜かれていた」ことも告げ、「なにかの公演が終わった時に『佑ちょっと』って呼ばれたの」と回想。そこで、父には「佑は、これから時生と2人芝居をやっていくと確実に損をする。けど、悪いことではない。(芝居中の)あいつは転がっている石だから、その転がっている石をじっと見てればいいっていう状態になれたらいいのかもな」とアドバイスされたそうで、柄本は「あ、やっぱ……そりゃバレるよな」と苦笑すると、「それ以外、そんなようなこと、言われたことないんだけど……」と語った。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください