【御上先生】御上と同期・槙野の“亀裂”深まるも…ネットで考察進む「味方なのか?」「繋がってそう」
俳優の松坂桃李が主演を務めるTBS系連続ドラマ『御上先生』(日曜午後9時)の第4話が9日に放送された。今回は松坂演じる御上孝(みかみ・たかし)と、岡田将生演じる同期・槙野恭介の関係を考察するコメントが見られた。

槙野のお墓参りシーンに「高見って誰?」
俳優の松坂桃李が主演を務めるTBS系連続ドラマ『御上先生』(日曜午後9時)の第4話が9日に放送された。今回は松坂演じる御上孝(みかみ・たかし)と、岡田将生演じる同期・槙野恭介の関係を考察するコメントが見られた。
同作は『ドラゴン桜』(2021年)、『マイファミリー』(22年)、『VIVANT』(23年)、『アンチヒーロー』(24年)など同局の「日曜劇場」で話題になった作品を担当してきた飯田和孝プロデューサーが手掛ける完全オリジナルストーリー。未来を夢見る子どもたちが、汚い大人たちの権力によって犠牲になっている現実と、そんな現実に一人の官僚教師と令和の高校生たちが共に立ち向かっていく、“教育のあるべき真の姿”を描く大逆転教育再生ストーリー。松坂演じる東大卒でエリート文科省官僚の御上が、新たに設立された“官僚派遣制度”によって県内トップの東大合格者を誇る私立隣徳学院に赴任し、日本の教育を変えるために現場から声をあげる。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
御上の文科省官僚時代の同期で共に狭き門をくぐってきた槙野は、スーツ姿で病院を訪れていた。誰かのお見舞いなのか、病室に入った槙野。しかしベッドには誰もおらず、窓が開けっぱなしになっていた。外から悲鳴が聞こえ、恐る恐る窓辺に近づいた槙野は、地上を見つめると青ざめ、動悸が激しくなった。
その後場面が転換すると、スーツ姿の槙野はお墓参りをしていた。墓石には「高見家之墓」と書かれていた。
御上が隣徳学院で教師をすることになった理由は、文科省から民間研究機関への天下りを斡旋していることを誰かにリークされたからだった。それは実質の左遷人事だった。御上は槙野がリークしたと考えており、2人の仲は険悪だった。
そんな中、隣徳学院の学園祭が行われ、3年2組は「世界の教科書」と題し展示をすることに。しかし実際の内容は、生徒の東雲温(上坂樹里)が主導した「教科書検定の罪」について問題提起するものだった。東雲の父親は元中学教師で、独自の教材で行っていた授業が学習指導要領違反に問われ、自主退職を余儀なくされていた。その結果、東雲の両親は離婚。第3話では父親が自宅で倒れているところが発見されていた。
学園祭には文部科学副大臣が視察に来ており、槙野も付き添いで来校していた。3年2組の展示を見た文部科学副大臣は気分を害したものの、冷静にふるまう。槙野は「何考えてんだ」と静かに御上をにらみつけた。
その後、槙野は御上に電話をかけ、「文化祭お疲れさま。伝えたいことがある。せっかく教育改革のど真ん中に飛び込んだんだから、好きにやっていい。しかし、教科書検定に踏み込むのは少しはしゃぎ過ぎなんじゃないか」と忠告する。「何が問題?」と静かに返す御上に、槙野は声を荒げ、「副大臣がいたことに決まってるだろ」と詰め寄る。「内閣人事局ができて以来、官僚人事は永田町に握られている。御上だって知ってるはずだ」と告げる槙野に、御上は「それ脅し?」と冷たく返す。さらに「何をしてもいい。でも生徒に手を出したら許さない」と宣言した。
槙野はこの電話の内容を、上司の塚田幸村(及川光博)に聞かせていた。槙野は「気を付けないと。足をすくわれるかもしれませんね」と語り、「このままでは済ませません。御上の好きにはさせない。いいですね」と確認する。塚田は「好きにしたまえ」と答えた。
対立がさらに深まったように見える御上と槙野だが、SNS上では「御上と槙野は実は繋がってそう」「槙野さん、本当は御上先生の味方なのか?」「御上と槙野は『敵対してる風』を演じてるだけではないかな?」「御上と槙野は反目し合ってるようで実はそれぞれの場所で何かを変えようと戦っているのではないか」「槙野さんあなた、副大臣のアテンドするにしてはあまりにガード緩すぎやしませんか? さては、御上の味方だな?」といった考察が。また「槙野さんは誰の墓参りしてたの…??」「高見って誰?」と疑問の声もあがっている。
