格闘技イベント「RIZIN」で活躍する朝倉未来が社長を務める格闘技エンターテインメント「BreakingDown」の第15回大会のオーディション映像が9日までに公開された。「ひな壇狩り企画」では全身タトゥーの強面ラッパー・SATORUが魅せた。

　今回の「ひな壇狩り企画」とはSATORUが応募者と1対1で面談をし、自らで対戦相手を決定するというもの。

　応募者が次々とSATORUの待つ部屋に入ってくる。格の違いを見せつけたのは“路上のヤングガン”上野貫太との面談だった。

　上野は「かっこいいと思ったんだけどね、溝口さんに負けるとは思わなかったよ」とあおり。さらに「負けたら運転手やるって言ってなかった？　やってんの？」とまくし立てた。

　その後、2人は押し問答を繰り広げていたが、上野が我慢できず先にSATORUに組みついた。

　SATORUは「いいんだな？　後悔するぞ、ガキ。いいんだな？」と膝蹴り。複数人のセキュリティーに止められていたが、この隙をついた上野からジャブのようなパンチを突かれた。

　被弾したSATORUは笑いながら「いいじゃん。来いよ」と左ジャブを一発入れる。被弾した上野は顔を抑えながらそのまま地面に倒れていった。

　SATORUは「レベルが違ぇんだよ。アホが。次連れてこい。ジャブでKOされてるようじゃ話になんねぇよ。野田蒼じゃねぇんだからよ。ジャブで倒れんじゃねぇよカスが」と吐き捨てた。

　さらに「ポップコーンはじいちまったよ」と険しい表情になった。“はじくポップコーン”とはSATORUがMCバトルの際に放ったワード。本来の意味は殴った際に歯が飛ぶという描写を表現した言葉だがX上ではネットミームのような形で拡散されていた。

　SATORUは「教えてやれ、キッズたちに。これがポップコーンはじくって言うんだよ。ふざけやがって」と眉間にしわを寄せた。

　ポップコーンを弾いた瞬間にネット上では「流石に弱過ぎて草」「やっぱりサトルが一番ブレダウを盛り上げてると思うわ」「もうSATORUがミスターブレイキングダウン名乗ってもいいレベルで貢献してる」などの声が上がっている。