アイドルグループ・iLiFE!の那蘭のどかが9日、都内で行われた1st写真集『忘れたくない』（講談社）発売記念会見に出席。母親からの言葉に感極まって大粒の涙を流すシーンもあった。

　本写真集は、真夏のベトナムでの数日間の記録。約3年間所属したアイドルグループ、そして高校を卒業し、iLiFE!への加入発表前の「〝何者でもない〟18歳の少女」の瞬間を写している。

　那蘭は1st写真集を持つと「私が写真集を出したいと思ったきっかけは、講談社さんのFRYDAYという雑誌でグラビアをやった時、紙の写真集を出してみたいと思ったからなんです。そこからグラビアを初めて1年で、こうやって写真集を出せたことはうれしいと同時に、周囲の人に感謝の気持ちでいっぱいです」としみじみ。

　写真集発売してから数日がたったが、那蘭は「表紙が公開された時、お母さんから『感動した、ありがとう』という言葉をもらったんです。やっぱりグラビアをやる時、すごく心配もあったと思うので……」と語ると、感極まって目に涙を浮かべ「そういう言葉をかけてもらえたのはすごく嬉しかったです。1人っ子で、とても大事に育てられたという思いがあったんです。でも東京に送り出してくれてから、あまりいい報告ができていなかったのかなと思っていたので」と言葉を紡ぐと最後は大粒の涙を流していた。

　撮影はベトナムで行われたが、那蘭は「すごく詐欺が多いと聞いていたのですが、安いおもちゃを買おうと思った時、あやうく詐欺にあいそうになったんです」というエピソードを披露すると、「10年後、20年後に見ても、新しい自分が映っているような写真集にしたかった」とコンセプトを明かしていた。

　出来について「200点」と語った那蘭。今後は「写真を撮っていただく仕事が好きなので、お洋服のモデルさんとかをやりつつ、グループに還元していきたいです」と目標を掲げると、プライベートでは「車の免許を取りたいです」と語っていた。