フジテレビCMタイムに新展開、AC並に「目立ちますね」 賛否も「広告効果すごいんじゃないか」ネットで話題

フジテレビのCMタイムに新たに流れ出したCMがネット上で話題になっている。“仕掛け人”は「せめて僕たちくらいは寛容であってもいいのかな」とその理由について明かしている。

フジテレビ【写真:ENCOUNT編集部】
フジテレビ【写真:ENCOUNT編集部】

“仕掛け人”は溝口氏

 フジテレビのCMタイムに新たに流れ出したCMがネット上で話題になっている。“仕掛け人”は「せめて僕たちくらいは寛容であってもいいのかな」とその理由について明かしている。

 フジテレビを巡っては、中居正広氏のトラブルを発端に問題化。批判が噴出し、75社以上ともいわれる企業やスポンサーのCM撤退が相次いでおり、CMタイムにはACジャパンによる公共広告や番宣が流れ続けていた。

 そんな中で8日からは新たな動きが。映画『BLUE FIGHT ~蒼き若者たちのブレイキングダウン~』のCMが流れ始めたのだ。8日夜に放送された、映画『翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~』の中でもCMが流れ、両方に出演するGACKTの姿にも視聴者からの注目が集まった。

「目立ちますね」「フジで流すってどうなの?」「AC並に見ることが出来ました笑」「ACかBDってこと?」「広告効果すごいんじゃないか」「CMで映画のこと知りました」「逆転の発想で面白い」などと話題になっている。

 映画のエグゼクティブプロデューサーを務める実業家の溝口勇児氏は自身のXで「今回のCMを通じて、BreakingDownやYouTubeの枠を超え、より多くの人に映画を届けたいという想いから、多額の予算を投じて放送を決定しました。放送局は、今話題のフジテレビです」「実は、CM放映の背景を話すと『キー局すべてに放送するか』『それともフジテレビに絞るか』でチーム内でも議論が分かれました。 正直、現在報じられているフジテレビ上層部の問題が事実なら、僕自身も虫唾が走るほど嫌悪感を抱くし、到底受け入れられるものではありません。一方で、社会が過ちを犯した人に対して厳しくあってくれるなら、99%の人が被害者に寄り添ってくれるなら、せめて僕たちくらいは寛容であってもいいのかなという考えも持っています」とフジテレビでCMを流す意図を明かしていた。

 またガス給湯器およびエコキュートをはじめとする製品の販売・設置事業を展開するキンライサーが7日からCMを再開したことも話題となっていた。

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