亀田興毅氏が西日本ボクシング協会の会長選出馬 60のジムからヒアリング「課題解決なら業界は間違いなく良くなっていく」
9日に行われる西日本ボクシング協会会長選挙に立候補した亀田ジム・亀田興毅会長が6日、大阪市内のボクシングジムで会見を行い、協会会長選挙に出馬することになった動機や自らが掲げたマニフェストの一部を披露した。
![西日本ボクシング協会会長選挙に立候補した亀田興毅氏](https://encount.press/wp-content/uploads/2025/02/08162404/87b4dbb9e7dacdeaa7d46e25d2fb2982.jpg)
9日に行われる西日本ボクシング協会会長選挙に立候補
9日に行われる西日本ボクシング協会会長選挙に立候補した亀田ジム・亀田興毅会長が6日、大阪市内のボクシングジムで会見を行い、協会会長選挙に出馬することになった動機や自らが掲げたマニフェストの一部を披露した。
2021年にボクシング興行「3150FIGHT」を立ち上げた後は、所属ジムにとらわれないプラットフォームとしての興行開催を進めてきたが、ボクシング業界をより良く改革していくためにはプロモーターの立場では限界を感じ、次の段階として、協会会長の立場で業界の諸先輩方と一緒に業界改革していく。
出馬の動機は、活動することに積極的とは言えない今の協会を改革すること。そして、プロモーターとして活動していく中で、他ジムの会長らに協会長就任を要請されたこともきっかけだの一つだった。その後、現在の協会の状況を分析した上で、西日本ボクシング協会に加盟している約60のジムを訪問して、ジムの会長らが抱えている協会やボクシング界への期待することや今の課題を聞いて回った。その中で「その課題を解決することができれば業界は間違いなく良くなっていく」と実感し、その課題を自ら解決していくことを目指した。
今回の選挙で掲げるテーマは「ボクシング業界に携わる全ての人が笑顔になること」。そのために様々なマニフェストを掲げた。会長としての任期が3年ある中、1年でのマニフェストは西日本地区からアマチュア選手・プロ選手が他地区で流出していくことを防止するための「魅力的な興行づくり」や、西日本地区のジムが活性化するための「健全なボクシングジムの経営とボクサーの増加」などで、興行にメディアやスポンサーを付けること、ジムに奨励金や協力金・補助金と言った形で支援をすることがその内容になっている。3年でのマニュフェストでは西日本地区の「市場規模の拡大」などを挙げていた。
また、亀田会長が行う施策の費用は、西日本地区のジムが主催する興行にメディアをつけることで得られる協会への収入や、新たに協会主催興行を行うことで得られる協会への収入により賄っていく。現状の西日本ボクシング協会の財源には手をつけずに改革をしていく考えで既に試算も終えている。
プロモーターとしては「選手ファースト」を掲げていた亀田興毅会長。新たに西日本ボクシング協会会長に選出された先には「ジムファースト」を掲げて業界を改革していく。
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