俳優の町田悠宇にとっての初主演映画『MY MOTHER NEVER CRY』が7日から公開された。同日には、東京・新宿シネマートにて舞台あいさつも実施され、集まった観客たちへ感謝を伝えた。

　同作は、関東のヤクザ組織に所属する主人公とその家族の物語。若い頃から暴力で成り上がってきた主人公だが、ヤクザへの不信感と家族への懺悔でヤクザの世界から足を洗う事を決意する。

　主人公の大嶋寿役を今回が映画初主演となる町田が務め、畦田ひとみ、金子ノブアキ、YOU、やべきょうすけらが脇を固めた。監督は、KOJI UEHARA氏。

　ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2024にて、約200作品の中から、ファンタスティックゆうばりコンペティション部門にてノミネートさるなど、高い評価を受けている。

　KOJI UEHARA監督、やべ、金子、YOUNG DAIS、白磯大知、うえきやサトシ、森山みつきとともに舞台あいさつを終えた町田は「初日を迎え感慨深いです」としみじみとコメント。

「全てとまでは言えませんが、映画『MY MOTHER NEVER CRY』のほとんどを見てきたつもりです。多くの受け方、そして多くの熱が存在する作品だと思います」と初主演作への思いを語った。

　そして、「観た方の何か一つになると幸いです」と今後の同作の広がりに期待を込めた。

　同作は、新宿シネマートのほか、栃木・小山シネマロブレで7日から公開された。全国で順次公開予定となる。