北村匠海、映画監督デビューきっかけは人気俳優 小6で出会い「役者が監督をやるかっこよさを感じた」

俳優でアーティストの北村匠海が8日、都内で行われた自身初の脚本・監督を務めた短編映画『世界征服やめた』の公開記念舞台あいさつに、主演を務めた萩原利久、藤堂日向、友情出演となった井浦新と共に出席。映画監督デビューするきっかけになった出会いを告白した。

舞台あいさつに登壇した北村匠海【写真:ENCOUNT編集部】
舞台あいさつに登壇した北村匠海【写真:ENCOUNT編集部】

初監督短編映画『世界征服やめた』

 俳優でアーティストの北村匠海が8日、都内で行われた自身初の脚本・監督を務めた短編映画『世界征服やめた』の公開記念舞台あいさつに、主演を務めた萩原利久、藤堂日向、友情出演となった井浦新と共に出席。映画監督デビューするきっかけになった出会いを告白した。

 本作は、ポエトリーラッパー・不可思議/wonderboyの楽曲『世界征服やめた』に強く影響を受けた北村が、楽曲からインスパイアされて自ら脚本を書き下ろし、監督したショートフィルム。内向的な社会人・彼方(萩原)が、まったく逆の生き方をする彼方の同僚・星野(藤堂)に影響を受けて心が揺れ動かされる姿を描く。

 7日に作品が全国公開となり、無事映画監督デビューを果たした北村は、キャスト陣と並んで立ち「このメンバーで立てていること、映画を作れたことを誇りに思っています」とコメント。公開を迎えたが「やっと自分が監督という立場で映画に関わり、作品が自分の手を離れたという実感があまり沸いていない状態です」と話し、「監督として企画から脚本も立ち止まったり、右往左往したり、いろんな道を歩んできて今があるからこそ実感が沸かない感じがします」と思いを述べた。

 監督デビューのきっかけについては、「そもそも監督をやろうと思ったのは、小栗旬さんがきっかけでした。小学6年生の時に、『シュアリー・サムデイ』という作品に出させていただいた」と小栗が初監督を務めた作品だったことを告白。「その時の役名がタクミで、このあいだ小栗さんとご飯を食べさせていただいて、その時もずっと『シュアリー・サムデイ』の話をしてくださった。そこで役者が監督をやるかっこよさを感じた。小学6年生だったので、そこに深い理由はつけられないけど、ただ姿がかっこよかった。それが自分にとって人生の中で大きかったです」と小栗から受けた影響を明かした。

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