桐谷健太、4月期連ドラで主演 児童養護施設の職員役「この作品はとても強烈」

俳優の桐谷健太が、4月クールのABCテレビ・テレビ朝日系連続ドラマ『いつか、ヒーロー』(日曜午後10時15分)で主演を務めることが、6日発表された。

『いつか、ヒーロー』で主演を務める桐谷健太【写真:(C)ABCテレビ】
『いつか、ヒーロー』で主演を務める桐谷健太【写真:(C)ABCテレビ】

ABCテレビ『いつか、ヒーロー』

 俳優の桐谷健太が、4月クールのABCテレビ・テレビ朝日系連続ドラマ『いつか、ヒーロー』(日曜午後10時15分)で主演を務めることが、6日発表された。

 オリジナルストーリーとなる同作の脚本を手掛けるのは、『離婚弁護士』シリーズ(2004年・05年/フジテレビ)、『ハゲタカ』(07/NHK)、『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』シリーズ(08~10年/フジテレビ)など数々の大ヒット社会派ドラマを生み出してきたヒットメーカーの林宏司氏。連続ドラマは『トップナイフ-天才脳外科医の条件-』(2020年/日本テレビ)以来5年ぶり。手に汗握る展開と痛快な復讐(ふくしゅう)劇、若者達の交流を描いた人間ドラマが複雑に連鎖する、先読み不能なエンターテインメント作品を書き下ろす。

 そして監督は、『ムショぼけ』(21年/ABCテレビ)、『あの子の子ども』(24年/フジテレビ系)など話題作を送り出している若手実力派・アベラヒデノブ氏が担当する。

 桐谷が演じるのは、児童養護施設の職員・赤山誠司(あかやま・せいじ)。恵まれない環境で育ちながらも将来の夢や希望を抱いている子ども達の姿を見て、赤山は確かな未来を信じていた。そんなある日、とある事情をキッカケに赤山は突然、音信不通となる。

 そして20年後、再び帰ってきた赤山が目にしたのは、夢や希望を失い、絶望の淵に立つ、変わり果てた姿の5人の教え子たちだった。金もなければ仕事もない。全てを失った情けないアラフィフ男の赤山と、生きづらい世の中に諦めを感じている5人のアラサー男女。20年ぶりに再会した恩師と教え子たちはぶつかりながらも絆を深めていく。

 やがて何者でもない彼らが世代を超えて手を組み、腐った巨大権力を相手に立ち向かっていく勇気と愛の物語です。彼らが巻き起こす奇跡とは。桐谷演じる一見、情けない中年男・赤山。しかしその裏には知られざる過去が隠されている。表の顔と裏の顔、さまざまな表情を見せるニューヒーローを演じる。

 桐谷のコメントは以下の通り。

「まずはオファーを頂いたことに感謝します。今作で演じる赤山という人物は、太陽のような男で、情に厚く涙もろい面もありながら、実は真逆の側面を持ち合わせています。彼は決してヒーローなんかじゃない。この作品はとても強烈で、自分自身まるごとぶつかっていくことでしか太刀打ち出来ないなと感じています。何より大切なのは『今』だけど、俺たちを奮い立たせる『いつか』を信じて」

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください