花澤香菜、舞台挨拶で報道陣に気遣い「寒い中大丈夫でしたか?」 午前中には雪予報
劇場アニメーション『メイクアガール』の公開記念舞台あいさつが2日、都内の新宿バルト9で行われ、堀江瞬、増田俊樹、雨宮天、花澤香菜、安田現象監督が登壇。豪華声優陣とスタッフが全身全霊で挑んだ話題作についてトークを繰り広げた。

安田現象監督による劇場用長編アニメーションプロジェクト第1弾
劇場アニメーション『メイクアガール』の公開記念舞台あいさつが2日、都内の新宿バルト9で行われ、堀江瞬、増田俊樹、雨宮天、花澤香菜、安田現象監督が登壇。豪華声優陣とスタッフが全身全霊で挑んだ話題作についてトークを繰り広げた。
本作は、SNSの総フォロワー数600万超を誇るアニメーション作家・安田監督による劇場用長編アニメーションプロジェクト第1弾。天才的な頭脳を持つ科学少年・水溜明と彼が作り出した人造人間のカノジョ“0号”の前に予測不能な展開が待ち受ける新感覚サイバーラブサスペンスだ。
午前中には雪予報もあった東京。純白のドレスで登場した花澤は、雨宮とドレス姿で共演となり「私たちは半袖とスケスケの寒そうな衣装ですが、みなさん大丈夫でしたか? 寒い中、本当にありがとうございます」と感謝。自身が演じた明の父が教授を務める大学の博士課程院生・海中絵里については、「人間らしい割と共感しやすいキャラクターだと思っています。最後は『はちゃ!』という結末になってしまいますが、皆さんの心のもやもやに少しでも寄り添うものになっていたらいいなと思っています」とアピールした。
『僕の心のヤバイやつ』市川京太郎役を始め、さまざまな人気作品で主役の抜てきが続き、主人公・明の声を務めた堀江は、「この作品は見る人によって受け止め方や解釈がそれぞれあると思う。ラストシーンも誰の視点で物語を見てきたかで変わってくる。それだけ多角的。明と0号が主人公とヒロインという立ち位置ではありますが、誰を主軸に考えてもひとつの物語として完成された作品だと思います」と言及。「僕は1回ではすべて理解しきれなかった。何度も楽しんでいただける作品で見るたびに新たな発見があるので、何度でも劇場で楽しんでいただけたら」とメッセージを送った。
明のクラスメイト・幸村茜役の雨宮は、「1回見ただけど『ツンデレなのかな?』と思うかもしれませんが、それぞれのキャラクターたちの表に出ている表情の奥の感情も繊細に描かれている作品です。何度も見ていただくと、より立体的になって、新しい視点を持てると思うので何度でも見ていただきたいです」とコメント。同じくクラスメイト・大林邦人役の増田は、「さまざまなアニメーションがあり進化・変化を続けている中で、こんな新しい表現があるんだと、いろんなことを感じる作品です。『世界が変わるぜ!』ではないですけど、ありがたい出会いをさせてくださった監督に頭が上がりません」と思いを伝えた。
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