俳優の玉城ティナは、2月8日に放送されるテレビ大阪制作・テレビ東京系ドラマ『地球の歩き方SP inベトナム』（午後4時）に出演する。27歳となった昨年10月8日に結婚を発表した中、番組内では「結婚観」についても語っているという。

　ドラマ『地球の歩き方』は、旅行ガイドブック『地球の歩き方』（株式会社地球の歩き方）編集部から、特集ページを作ってほしいと依頼を受けた芸能人ライターが現地へと旅立つ。一度は行ってみたかった場所、以前通った場所など興味・関心の赴くままに現地スポットを自らの足で巡り、新たなグルメや景色、名所、人々に出会い、写真に刻み、新たな魅力を発見してオリジナル特集ページを完成させる。ドラマとドキュメンタリーを融合した作風で、2024年1月?3月放送は「釜山国際映画祭ACA＆G.OTTアワード」でライジングスター賞を受賞、「A-PAB 4K番組アワード」のドラマ部門で優秀賞を受賞した。

　今回の特別編で依頼を受けたのが、プライベートで過去に3度、ベトナムに旅をしているという玉城だ。“旅にアクシデントはつきもの”とはよく言ったものだが、今回のベトナム滞在中にまさかの事態が襲う。

　それでも、ホーチミンを拠点にベトナム南部をめぐった今回の旅。ドキュメンタリーらしく、昨年10月に発表した結婚についても、「1つのトピック」となっており、玉城は番組内で語った理由を2つ挙げている。

「結婚して、私自身環境が変わりました。ドラマとドキュメンタリーの融合みたいなところで、私がお話させていただくなら、そういうことを話さないと不自然ではあるのかなと頭にありました。もう1つは、ベトナムでお話させていただいた方が女性が多かったんです。結婚というテーマを素通りできないような環境でした。結婚だけではなく、家族についてもベトナムの女性とお話させていただいて、こういう考え方があるんだなと芽生えたのもあります」

　テレビ大阪プロデューサーの石田雄作氏は、「この番組で結婚観について語る機会ができたとおっしゃっていただいた。我々も感動するような内容があった」とコメント。玉城は「カメラの前で、決められた言葉ではなく、結婚観をしゃべることは最初で最後かなというくらい。旅行を通して、私ってこういう価値観だったんだなと気づけました」と続ける。

「結婚をして、仕事の取り組み方が大きく変わったわけではありません。相手も全然業界が違う人なので。私の中や業界の中での『これが当たり前』ということが、お仕事が違うと全然違ったりもするので、自分が生きている環境を一歩引いて見るようになったかもしれないです。今回はホーチミンを拠点に南部でしたけど、北部も面白いと思うし、今回のルートをまためぐってみても面白い。ベトナム以外なら、暖かい国に行きたいですね。軽装で、ラフな格好で、（夫と）2人で行けたらいいなと思います」

　ベトナムの魅力に加え、玉城が赤裸々に語る結婚観も必見だ。