鈴鹿央士、お風呂は「毎日つかる」 『のび太の恐竜2006』で涙「いろいろなものを得ることが」
俳優の鈴鹿央士が29日、都内で行われた『映画 ドラえもん のび太の絵世界物語』完成報告会に出席。『映画ドラえもん』との思い出を披露し、レギュラー声優の水田わさび、かかずゆみ、木村昴、関智一たちを感動させていた。報告会には、ゲスト声優の藤本美貴、寺本幸代監督も登壇した。なお出席予定だった大原めぐみは体調不良のため欠席となった。
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キャラクターに例えるなら「しずかちゃん」
俳優の鈴鹿央士が29日、都内で行われた『映画 ドラえもん のび太の絵世界物語』完成報告会に出席。『映画ドラえもん』との思い出を披露し、レギュラー声優の水田わさび、かかずゆみ、木村昴、関智一たちを感動させていた。報告会には、ゲスト声優の藤本美貴、寺本幸代監督も登壇した。なお出席予定だった大原めぐみは体調不良のため欠席となった。
『映画ドラえもん』シリーズ第44作目となる本作は、壮大な中世ヨーロッパを舞台に、ドラえもんたちが“絵の世界”に飛び込み大冒険を繰り広げる完全オリジナルストーリー。鈴鹿はアートリア公国の美術商人・パル役を演じている。
2025年で記念すべき45周年を迎える『映画 ドラえもん』シリーズ。鈴鹿は「僕が初めて映画を観て泣いたのが『映画 ドラえもん のび太の恐竜2006』なんです」と思い出を語ると「あのとき小学校1年生だったのですが、『ピー助』って泣いてしまいました。そこから映画館で何かをもらって心が動くとか、いろいろなものを得ることができた作品です」と話す。
鈴鹿の話を聞いたドラえもん役の水田は「『映画ドラえもん のび太の恐竜2006』は私たちが初めて声を担当した映画なんです」としみじみ語ると「私たちの『ドラえもん』を観て、こんな立派で素敵な俳優さんが育つなんて……。鈴鹿くんの人生に少しでも携われたんだと思うと感動しました」と喜びを見せていた。
鈴鹿は「自分になにができるんだろう」とオファーを受けたときは不安に思ったというが「小さいころから一緒に育ってきた『ドラえもん』の世界に入っていけると考えたら、楽しみでした」と期待が上回ったという。
実際のアフレコについて鈴鹿は「最初にパルが登場するシーンは何十回もやらせていただいたんです」と収録を振り返ると、寺本監督は「最初は戸惑っていましたが、やっていくうちにどんどん成長して良い感じになっていきました。心構えがよく『なんでも直すのでガンガン言ってください』と言ってくれたので、すごくありがたかったです」と評価していた。
また「自身の性格をドラえもんに登場するキャラクターに例えるなら」という質問に「しずかちゃん」と回答。その理由について「お風呂が大好きなので、毎日つかるようにしているので似ているのかな」と発言し会場を笑わせていた。
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