俳優の阿部寛が27日、都内で行われた映画『ショウタイムセブン』（2月7日公開）の公開直前イベント～特別体験型試写会～に、共演の竜星涼、生見愛瑠、メガホンをとった渡辺一貴監督とともに出席した。

　原作は、韓国で大ヒットを記録した映画『テロ, ライブ』（キム・ビョンウ監督）。国民的報道番組『ショウタイム7』を降板させられ、抜け殻のように日々を送っていた元人気ニュースキャスター・折本眞之輔（阿部）が、爆破テロ事件の犯人から交渉役に指名され、キャリア復帰を懸けた「独占生中継」を始める姿を描く、リアルタイム型サスペンス・エンターテインメント。竜星は正義感あふれる若きキャスターの安積征哉、生見は事件に巻き込まれる新人アナウンサーの結城千晴を演じる。

　作品の内容にちなみ、現在リアルタイムで巻き込まれていることを聞かれた阿部は「花粉の時期じゃないですか。俺は花粉症じゃないんですけど、そういう風に世間で言われると、なんかかゆいんですよね」と打ち明け、MCから「それは花粉症なんじゃないんですか？」と指摘されると、「そうなんだけど認めたくないじゃないですか。今日もみなさん、黄色いもの（入場時に配られた風船）を持っているじゃないですか。黄色って何か反応するのか、さっきから目がかゆいです」とコメントして笑いを誘った。

　また、今年体験したいことを聞かれた阿部は「ウエスタンブーツを履いてみたいですね」と答え、この日、竜星がウエスタンブーツを履いてきたそうで「最近、Netflixでもウエスタンブーツが流行ってるんですよね。僕も40年以上前は持っていたんだけど、最近は履いていないので、それはぜひチャレンジしてみたいなって思います」とにっこり。阿部と旅行に行きたいと答え、やんわりと断られた竜星から「じゃあ、ウエスタンブーツ買いに一緒に行きましょうよ」と誘いを受けると、「いやっ、僕は嫌です」と拒否して観客を笑わせた。

　イベントでは、本作で起きる事件と連動して試写会中に様々な“ハプニング”演出が行われ、犯人からの要求で上映が中断されると、阿部、竜星、生見の3名が客席後方からサプライズ登場し、観客に“幸せなハプニング”を届けた。