多部未華子、4月スタートのTBSドラマ『対岸の家事』で主演 専業主婦役に「共感するお話ばかり」
俳優の多部未華子が4月スタートのTBS系連続ドラマ『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』(火曜午後10時)で主演を務めることが25日、発表された。
火曜ドラマには約5年ぶりに2度目の主演
俳優の多部未華子が4月スタートのTBS系連続ドラマ『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』(火曜午後10時)で主演を務めることが25日、発表された。
原作は、2019年に同じ火曜ドラマ枠でドラマ化され高視聴率を獲得した『わたし、定時で帰ります。』(新潮文庫)の著者・朱野帰子氏による新たなお仕事小説『対岸の家事』(講談社文庫)。
本作の主演を務める多部は、これまでさまざまな役柄を演じ、透明感あふれる演技で圧倒的な存在感を放ってきた。20年『私の家政夫ナギサさん』以来、約5年ぶりに2度目のTBS火曜ドラマの主演を務める。『私の家政夫ナギサさん』では仕事は完璧にこなす一方で家事は全くできないキャリアウーマンを演じたが、本作で演じるのは育児と家事に奮闘する専業主婦の村上詩穂(むらかみ・しほ)。私生活でも一児の母である多部が、約5年前とは真逆なキャラクターを等身大で演じる。
詩穂は過去のある出来事から、「家族のために“家事をすること”を仕事にしたい」と専業主婦になることを選んだ。しかし、今の時代に専業主婦は珍しく、夫が帰ってくるまでの間、長い長い昼間を娘と2人きりで過ごしていた。そんな中、ひょんなことから、働くママや育休中のエリート官僚パパなど、出会うはずのなかった人たちと交流していくことに。生き方も考え方も正反対な「対岸にいる人たち」とぶつかり合いながら、どうつながっていくのか。
多部は「台本を拝見して、毎話とても共感するお話ばかりです。いろんな家族の形があって、いろんな子どもとの向き合い方があるなと、考えさせられました。全ての子どもを持つ母や父、家族に共感していただけるドラマになっているんじゃないかなと思っています」と本作の印象を述べると、「明日からも自分のペースで頑張ろうと少しでも前向きに思ってもらえるドラマになっていると思いますので、是非楽しみにしていただけたらうれしいです!!」と呼びかけた。
また、原作の朱野氏はドラマ化にあたり、「生き方が多様化する社会で『私の人生は正解だ』と思うことは難しい。それでも前向きに生きようとする人たちの物語を、TBSテレビ火曜よる10時のドラマチームに託しました。最高の脚本と最高の俳優陣に恵まれたことを幸せに感じています」とコメントを寄せている。