中島健人、本番直前の「号泣」エピソード告白 初共演miletは「魔法の言葉を持っている」
歌手で俳優の中島健人が22日、都内で行われた映画『知らないカノジョ』完成披露試写会に、共演するmilet、桐谷健太、風吹ジュン、メガホンをとった三木孝浩監督と共に登壇。本作の見どころや撮影秘話を明かした。
映画『知らないカノジョ』完成披露試写会に登壇
歌手で俳優の中島健人が22日、都内で行われた映画『知らないカノジョ』完成披露試写会に、共演するmilet、桐谷健太、風吹ジュン、メガホンをとった三木孝浩監督と共に登壇。本作の見どころや撮影秘話を明かした。
本作は恋に落ちて8年。人気小説家となったリクと歌手の夢を諦めたミナミがケンカした翌朝、2人の出会わなかった世界が始まるというファンタジックラブストーリー。ラブストーリーの名手・三木監督がメガホンを取り、主人公・リクを中島、ヒロインのミナミを映画初出演となるシンガーソングライターのmiletが務める。
念願の三木監督作品に出演できた喜びについて中島は、「ずっと憧れだったんです。三木さんにナチュラルな部分を引き出していただきたいなと思っていたので」と目を輝かせる。
すると、三木監督は「せっかく初めてご一緒するから、ファンのみなさんも知らない健人くんを出したいなって。パブリックイメージはパーフェクトアイドルなんですけど、弱さや素直さ、素の中島健人ってこんなにキュートなんだっていうのをこの映画でたっぷり撮れたと思います」とアピール。それを聞いた中島は、「ナチュラルな部分と素の赤裸々な部分が監督に切り取られていているので、正直見られるのが恥ずかしい。それくらい自分のありのままを表現してたので、自分の中では見たことのない自分にたどり着けた。それが素なのかもしれないし、それを三木監督に引き出してもらえたのはうれしかった」と喜びをにじませた。
また実際の撮影現場でのエピソードについて話が上がると、中島は「僕自身が行き詰まってしまう場面があったんです。レストランのシーンで、三木監督が僕に対してほしい表情がなかなかできなくて…。それで本番直前まで僕が悩んでたら、miletちゃんが直前になって『リク、わたしたちは愛し合ってたんだよ』って声をかけてきて、そのまま本番に入ったんですけど、始まった瞬間号泣しちゃって」と告白。「すごい魔法の言葉を持ってて。とてつもないお芝居の力を僕は目の当たりにしましたし、良い掛け合いができたと思います」としみじみと振り返った。
それについてmiletは「あの涙、みんな見たら絶対みんな釣られると思う。私も本当に大好きなシーンで、リクは綺麗な涙を流すんですよね」と絶賛。「演技も私は初めてで不安を感じていたんですけど、あの掛け合いがあって、ちょっと手応えを感じられた」と語った。