お笑いコンビ・さらば青春の光の東ブクロが18日深夜、隔週レギュラーを務めるMBSラジオ『アッパレやってまーす～土曜日です～』（深夜0時）に出演。リスナーから”誰かの言葉に救われたこと”を聞かれ、松竹芸能を退所して上京した2013年にダウンタウン・松本人志から吉本興業入りを打診されたことを明かした。

　東ブクロは「フリーで一時期やってて、番組の流れで会社（個人事務所）を建てるかどうかみたいなところでちょうど言ってたときぐらいに、（松本と）飲ましていただく機会がありまして。そんときに“1人ずつ芸人が悩みを聞く”やないですけど、マジトーンの話になったときに、僕が“いまこういう状況で、ここから個人事務所建てるかもしれない感じなんですけど、どうしてったらいいですかね”っていう話をした」と発言。

　東ブクロは「（松本が）“吉本どうや？”っていう話をしてくれたんですよ。“吉本来るんやったら、話するけどなあ”みたいな」とまさかの誘いを受けたといい、「これはちょっと松本さんに直接言われてるっていうのもあるけど。“ちょっとこの話（を森田に）持ってったら、この個人事務所（の話）も揺らぐんちゃうか？”って思ったら、一切そこは森田は“松本さんが言っててもな、吉本きついやろ”って言って」と相方の強心臓ぶりを明かした。

　極楽とんぼ・加藤浩次は「そら森田、間違ってないと思う。松竹やめて吉本って、これやっぱないわ」と言うと、森田は「こいつ（東ブクロ）、長いものに巻かれたいだけなんです」言い放って笑わせた。加藤は「でも、松本さんの愛情がうれしかったんだよな」と聞くと、東ブクロは「そうですね」と返答。森田は「ありがたいけど、自分の人生、冷静に考えたとき、“ここで吉本行く”はないってオレは思いました。こんだけ一念発起で（松竹を）やめて、それで吉本はないってオレは思いましたね」と告白した。

　加藤は「それは間違ってなかった。結果、良かったね」と言葉を送ると同時に、「でも、その一言を言ってもらえるってうれしいよな」とコメント。東ブクロは「ちょっと認められたじゃないですけど、“そんな風に思っていただいてんねや”って思いましたね」と振り返った。