俳優の広瀬すず、松山ケンイチ、リリー・フランキー、磯村勇斗が18日、都内で行われた、TBS系連続ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た？』（金曜午後10時）の制作発表会見に出席した。

　タイトルの“クジャク”にちなみ、「自分を動物に例えると？」という質問が投げかけられると、まずリリーが回答した。

「すずは小動物系だよね。猫とかハムスターとか。俺は……ナマコ？　なまけもの？　ダラダラしてるイメージ。海ならナマコ、陸ならなまけものかな」と独特な例えで笑いを誘った。

　広瀬は「小動物っぽいとはよく言われるけど、昔から『猿っぽい』とも言われる」と話し始めた。そして、自身が飼っている2匹の猫について触れ、「1匹目の子はもう7年くらい一緒なんですけど、だんだん性格が私に似てきて。友達や家族から『これ、もうすずじゃん』って言われるくらい。同じような行動ばっかりするんです。一瞬、人に懐いたふりして、急にパーンってやったり。マイペース」と笑顔で明かすと、リリーも「わかるー」と納得の表情を見せた。

　松山は意外な答えを出した。「アブが一番近いかな」とまさかのハエ選び。その理由について「思いついたらやりたくなる。立ち止まるとかブレーキがきかなくて、窓に突っ込んで気絶したりするけど、10秒後にはまた飛び回る感じ。小さい金網に挟まったりするんだけど、それでも行きたくてしょうがないんだよね」と熱弁したものの、「全然理解されないかな」と苦笑した。

　最後に磯村が自分を「ミーアキャット」に例えた。「常に警戒している感じ。特に何かあるわけじゃないけど、周りが気になっちゃうんですよね。動物園でミーアキャットを見て、生態が似ているなと思ったんです」と説明した。

　本作は、浅見理都氏の同名漫画を原作に、クリスマスイブの夜に元警察官の父親を殺された娘・山下心麦（広瀬）が、のこされた手紙を手がかりに真相に迫るヒューマンクライムサスペンス。父がのこした手紙には“冤罪”の文字が。事件の真相に迫るとき、現在と過去の2つの事件が複雑に交錯していく。