タレントのカンニング竹山が18日、関西テレビ『ドっとコネクト』（土曜午前11時20分）に出演。番組では中居正広の女性トラブルを巡り、社員の関与が報じられたフジテレビ・港浩一社長が17日に緊急記者会見を開いたことを取り上げた。会見では中居と女性の間で解決金が支払われ、示談が成立した事案について、トラブル発生直後の2023年6月にフジ側が認識していたことなどが明かされた。

　MCの石井亮次アナウンサーから会見の印象を聞かれた山田邦子は「示談が成立しているから、これはギリギリのところまでしかしゃべれないのはしょうがないけど、社長は言えるところまでしゃべったんだなと私は見ていましたけど」と話した上で、「売れっ子タレントがチヤホヤされるのは当たり前っていうか。スポンサーとか広告代理店から接待してもらったり、みんなでご飯行こうってミーティングしたりとかは日常あるんですよね。私もそうしてきた気がしますけど」と明かした。

　山田は「中居君がもうそろそろ言えないかも分かんないけど、“言えないんです”っていうだけでも出るべきなんじゃないかなって。社長まで出ましたんで」と続けた。石井アナから「中居さんが会見するべきだと」と確認されると、「そこまで私は思っています」と肯定した。

　竹山は「邦子さんと結構、似てて。でも、タレントがこういうことテレビで言うと、また視聴者の皆さんは“タレントだから、芸能界の中にいるから擁護してる”みたいに言う人がいるんだけど」と言いつつ、「この問題ってすごく“冷静に皆さん考えましょう”って思ってるとこが一つあって。一部週刊誌の記事じゃないですか。その記事が真実のように、それを拾ってネットで解説したり、“こういうことありますよ”とかいうのが、あまりにありすぎちゃって。それが真実かどうかまだ分からないことでしょう」と強調。石井アナは「分かりません」と同意した。

　さらに「だからそういうときこそ、やっぱり冷静にこれを見て行かなかゃいけないと思うんです」と主張。「確かに概要だけ見ると、フジテレビさんの悪いところもありそうだなっていうのはあります。けど、あるとはまだ言えないと思います。中居さんもそうだし、被害者の方もいらっしゃる。そこを一歩一歩、丁寧にゆっくり見て行かないと、とっちらかっちゃって、グチャグチャになって終わるから、見守っていくしかないかなと思ってます」とコメント。第三者委員会的な組織の調査を待つというスタンスだとした。