【おむすび】第16、17週の物語の主軸が主人公・結の姉・歩や商店街の人々も

NHKの制作統括・宇佐川隆史氏と真鍋斎氏が、俳優・橋本環奈が主人公・米田結を演じる連続テレビ小説『おむすび』(月~土曜午前8時)について、20日から始まる第16週と翌第17週で描く主軸が結の姉・歩(仲里依紗)と結の両親が暮らす神戸の商店街の人々になると発表した。

『おむすび』のタイトルロゴ【写真:(C)NHK】
『おむすび』のタイトルロゴ【写真:(C)NHK】

制作統括の宇佐川隆史氏と真鍋斎氏がコメント

 NHKの制作統括・宇佐川隆史氏と真鍋斎氏が、俳優・橋本環奈が主人公・米田結を演じる連続テレビ小説『おむすび』(月~土曜午前8時)について、20日から始まる第16週と翌第17週で描く主軸が結の姉・歩(仲里依紗)と結の両親が暮らす神戸の商店街の人々になると発表した。

<以下、発表コメント>

 1月20日から2週間の『おむすび』は、”東日本大震災後の神戸の物語”として、結の姉・歩、そして靴職人の孝雄をはじめ、神戸さくら通り商店街の人々が抱える葛藤と未来への模索を描きます。

 東日本大震災―――同じ痛みや悲しみを経験した神戸の人々にとって、この震災は決して他人事ではありませんでした。1995年の発災当時「支えられた」神戸の人々は、悲劇に見舞われた人々に思いを馳せ「支える」人々となります。

 震災でかけがえのない親友を亡くしている歩は、ようやく心の傷が癒え始めた頃に再びおとずれた悲劇に、”真の意味で支えるというのはどういうことなのか”苦悩します。

 同時に、神戸さくら通り商店街は、目覚ましい復興の裏で、かつての活気が戻り切らないジレンマに揺れていて――。

「日常」を続けることに戸惑いながらも、自らの再生の体験を糧に、更なる次の一歩をどう踏み出していくのか――震災がもたらす痛みや困難だけでなく、その先にある希望や絆も丁寧に描きたいと思っています。ぜひご覧ください。

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