井上真央、スロー演出撮影を過剰意識 自ら動作をゆっくり「いい女風に…」
映画『サンセット・サンライズ』の初日舞台あいさつが17日、都内の劇場で行われ、菅田将暉、井上真央、中村雅俊、三宅健、岸善幸監督、脚本を担当した宮藤官九郎が登壇した。
「スローはちょっと照れるんですよね」
映画『サンセット・サンライズ』の初日舞台あいさつが17日、都内の劇場で行われ、菅田将暉、井上真央、中村雅俊、三宅健、岸善幸監督、脚本を担当した宮藤官九郎が登壇した。
本作は楡周平氏による同名小説が原作。都会から移住した釣り好きサラリーマン・西尾晋作(菅田)と、宮城県・南三陸で生きる住民との交流を描き、また背景にあるコロナ禍、過疎化に悩む地方、震災などの社会問題と向き合ったヒューマン・コメディーとなる。
井上は、宮城に越してきた晋作が住む家の大家・百香を演じた。百香がマスクを外し、晋作が一目惚れするシーンがあったが、「そのカットはスローがかかるって事前に監督から言われていた。マスクを外して晋作がドキッとするところなので、それを意識したらすごいかわいい顔をしなきゃいけないと思って、それでわからなくなってしまった」と困惑してしまう。
井上真は「そうなったら自分でスローをかけちゃって。意識すごいしちゃって。ぱっと外せばいいのに、ゆっくりいい女風に外している自分がいました(笑)。スローはちょっと照れるんですよね」と過剰に意識してしまったと振り返った。
主演の菅田は、思わず笑ってしまった撮影を回想。「取っ組み合いのシーンで(竹原)ピストルさんに飛ばされる場面があって、絶対に笑ってはいけないけど、熱々のおじさんたちは面白かった。汗だくにみんな必死になりながら。何回もテイクをやった」と話すと、三宅も「最終的にみんな声カスカスになっていたよね」と盛り上がった現場を紹介した。
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【写真】『サンセット・サンライズ』初日舞台あいさつの様子