ビジュアルノベルゲーム「Fate/stay night」の劇場版アニメ3部作の最終章「劇場版『Fate/stay night [Heaven’s Feel]』III.spring song」が、15日から公開される。

　本作は、手にした者の願いを叶えるという万能の願望機「聖杯」をめぐる物語。第1章「presage flower」が2017年に公開され、19年に公開された第2章「lost butterfly」は109万人を動員し、興行収入は16億7000万円を記録した。最終章となる「spring song」では、「聖杯戦争」の真実と、少年と少女の物語の結末が語られる。

　アニメーション制作を担当するのは、14年にTVアニメ版［Unlimited Blade Works］を手掛けたufotable。キャラクターデザイン・作画監督として数々のTYPE-MOON作品のアニメ化を手掛けてきた須藤友徳が、第1章、第2章に続いて監督を務める。

　また、15日に初日舞台挨拶特別興行ライブビューイングが実施されることも発表となった。無観客で行われる舞台挨拶の模様を一部劇場にて生中継する。

　須藤監督とメインキャストの杉山紀彰、下屋則子、川澄綾子、植田佳奈、門脇舞以、中田譲治、浅川悠によるトークに加え、主題歌を歌うAimerの歌唱ライブが予定されている。

　さらにライブビューイング限定の特典として、来場者特典に加え、第3章A3ホロポスターがプレゼントされる。チケットは各劇場にて9日以降に販売予定。詳細は公式ホームページで確認できる。