“最大借金1.2億円”話題の大物芸人、西川のりおは“事実”と指摘「いろいろ事情があって」

漫才コンビ、西川のりお・上方よしおの西川のりおが16日、ABCラジオ『ますだおかだ増田のラジオハンター』(木曜正午)に出演。8日の同局テレビ『これ余談なんですけど…』で、借金の最高額を1億2000万円と告白した月亭八方についてコメントした。

西川のりお【写真:(C)YOSHIMOTO KOGYO CO.,LTD.】
西川のりお【写真:(C)YOSHIMOTO KOGYO CO.,LTD.】

月亭八方が借金最高額をTV番組で告白

 漫才コンビ、西川のりお・上方よしおの西川のりおが16日、ABCラジオ『ますだおかだ増田のラジオハンター』(木曜正午)に出演。8日の同局テレビ『これ余談なんですけど…』で、借金の最高額を1億2000万円と告白した月亭八方についてコメントした。

 のりおは「この当時、八方兄さんと一緒に京都花月に出てるとき、ホンマにお金ないのよ。『のりお、きょう飯おごってくれや』『ウソでしょ?』『ホンマや』言うて。いろいろ事情があって」と事実だとした。76歳の八方が「30歳過ぎ」と1970年代後半から80年代にかけてとみられるが、のりおは「1億2000万(円)、当時ですよ。今で言うと3億(円)ぐらい違うかな」と現在なら2.5倍になると推定した。

「何でか言うたら、その当時、建売の家で大体1900万から2000万ぐらい、16坪ぐらいの家が。3000万から4000万出したらいい家やったから。クラウンって車あるでしょう? あれが200万ちょっとやったから。貨幣価値が分かると思うんですよ」と分かりやすく説明した。当時の八方の様子について「大変やいうような顔をしてるような、してないようなね。“さすがやな”いう感じがしました。それ(借金)を笑いにしてましたね」と振り返った。

 のりおは「(八方の話を聞いた)かまいたちなんかは新鮮に感じたと違います? この当時ね、借金ある芸人さん、いっぱいおったんですよ。それこそ楽屋口にもね(いろんな人が)、今やったらコンプライアンスでえらいことになるか分かれへんけど。『どこで金借りてんねん』言うてね。出口がなくなるみたいな」と回想。のりおは「今やったら100%通用しない話が(あった)。奥さんと別れて、一生返せる金やないけど、普通の顔して舞台上がってる人、いっぱいおった」と明かした。

 メインパーソナリティーのますだおかだ・増田英彦が「(借金で)有名なのは(かつみ・さゆりの)太平かつみさんが、よくネタにされてましたよね」と名前を挙げると、のりおは「あいつ、あの(借金)話、金額(は)半分ぐらい思うねん、オレ」と軽く億を超えるとされる額への私見を披露した。増田が「そんなことは……、盛ってるみたいな?」と言うと、のりおは「盛って、盛って、コンクリートもやって、鉄筋も加えて。1億なんぼ株で損した言うて、4000万ぐらいは損してると思うで」と発言。

「確かにあいつが金に無頓着なのは事実やけど、金額は億ついた方がかっこええから、借金でも」と疑いつつ、「あいつ店やって、何軒潰したか分からんぐらい潰しとるわ。よう潰すわ」とあきれていた。

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