俳優の板垣李光人が16日、都内で行われたカンテレ・フジテレビ系の新連続ドラマ『秘密～THE TOP SECRET～』（20日スタート、月曜午後10時）の制作発表会見にHey! Say! JUMPの中島裕翔、門脇麦、高橋努とともに参加した。

　本作は、科学警察研究所の法医第九研究室、通称“第九”を舞台に、死者の生前記憶を映像で再現できる特殊なMRI技術を用いて、事件の真相に迫っていくヒューマンサスペンス。

　第九の室長・薪剛（まき・つよし）を演じる板垣。「これまで寝る前まで役を引きずることはなかったけど、ずっと薪の感情が体から離れなくて。みなさんがすてき過ぎる世界を作ってくれて、その中でお芝居ができるので、いままでに薪と1つになっている感覚がありますね」と手応えをにじませた。

　ともにダブル主演を務める中島を含め、共演者とは仲むつまじい様子。中島が「和気あいあいと。緊張感のあるシーンがたくさんあるのですが、撮影の合間はみんなでしゃべっていて。チームワークができている」と話すと、高橋も「熱を持って感じで、いまや家族的な感じがしていますね」と笑顔で語った。

　板垣は今年の抱負を聞かれると「考えすぎちゃうところが結構ある、完璧主義というか。だからもっと不完全の自分も許してあげて今年は生きていきたい」と宣言。すると高橋が「マジで板垣くんはほとんどNGを出さない。天才の役なのですげー長いセリフを早口で言わないといけない。でも俺とかその後失敗したりするじゃん？　大丈夫だから失敗したって！」と完璧主義の後輩にアドバイスを送った。

　この日は、会見を欠席した國村隼からのビデオメッセージが届いた。板垣は大ベテランである國村の演技に圧倒されているようで、「役の不気味さを醸し出している」とコメント。その一方で「ご本人はチャーミングな方なので、温度差で日々風邪を引きそうになる」と紹介した。