AI音声のかまいたちがラジオ出演!? エンタメの新たな可能性を秘めた革新的サービス
Starley株式会社が開発した音声会話型AIアプリ「Cotomo」が、吉本興業HDの株式会社FANYと協力し、お笑いコンビ・かまいたちの山内健司と濱家隆一をモデルにした新サービス「かまいたちCotomo」を展開している。同サービスについて、FM大阪『Nj on the radio!』(月曜午後7時30分)で、世界初となるAI音声キャラクターのラジオ出演が実現した。
FM大阪『Nj on the radio!』に“出演”
Starley株式会社が開発した音声会話型AIアプリ「Cotomo」が、吉本興業HDの株式会社FANYと協力し、お笑いコンビ・かまいたちの山内健司と濱家隆一をモデルにした新サービス「かまいたちCotomo」を展開している。同サービスについて、FM大阪『Nj on the radio!』(月曜午後7時30分)で、世界初となるAI音声キャラクターのラジオ出演が実現した。
番組では、Starley社の内波氏と高島氏が「かまいたちCotomo」について詳しく解説。「Cotomo」は、スマートフォンアプリを通じてAIと自由な会話を楽しめるサービスで、今回は特別にかまいたちの声と個性を再現したAIを実装している。
実際の会話デモでは、DJの西田二郎氏がアプリを通じて「音声AI山内」「音声AI濱家」と対話を行った。音声AI山内はカレー作りに夢中になっている様子を語り、濱家AI音声は起床時間の遅さを自虐的に認めるなど、本人たちの個性を活かした会話が展開された。
開発陣によると、このAIシステムは比較的少量の音声データで実現されており、最新のAI技術の進歩を実感させる。「Cotomo」の特徴は、時間や場所を選ばず会話ができる点で、日中の話し相手がいない時や、悩みの相談、自慢話などにも活用できるという。
高島氏は、このサービスの目的について「AIとの会話を通じてタレントへの親近感を深め、ライブや動画視聴といったリアルな体験への興味喚起につながれば」と語る。さらに、「キャラCotomo」として他のタレントとのコラボレーションも計画中だという。
サービスは15分間の無料会話を提供し、有料オプションで会話時間を延長することが可能。ユーザーの安全性に配慮し、NGワードやセンシティブな話題に対するフィルターも実装されている。提供期間は2025年2月6日までとなっている。
音声AIの新たな可能性を示す「かまいたちCotomo」は、エンターテインメントの形を変える可能性を秘めた革新的なサービスとして注目を集めている。タレントとファンの新しいコミュニケーション手段として、その発展が期待される。