栃ノ心、角界に残らずタレント転身のワケ 夢をマツコも後押し「違和感ないわよ」
大相撲・元大関の栃ノ心剛史が12日、TBS系『週刊さんまとマツコ』(日曜午後1時)に出演し、タレントに転身した理由を語った。
栃ノ心剛史が『週刊さんまとマツコ』に出演
ジョージア出身の栃ノ心は06年に初土俵。08年に入幕し、23年の5月場所で引退した。24年2月には両国国技館で引退相撲を開催。同年3月にはタレント事務所・SUMOエージェンシーと契約した。これについて、明石家さんまが「なんで!?」と聞くと、栃ノ心は「元々、相撲やっていた頃から、親方になろうという気持ちはなかった」と告白。引退前は「ちょっと迷った」そうだが、「国籍を変えなければならない」こともあり、親方の道へは進まなかったという。
引退の理由は、23年に右ひざの前十字靭帯が断裂したこと。35歳での引退を考えていたこともあり、「幕下まで落ちて、またやるのもアレだから……」と土俵を去る決断をした。これを受け、マツコ・デラックスが「ジョージアの大統領とかになればいいのに……」とすると、栃ノ心は「(ジョージアで)やることはたくさんありますけど、今年の夏で日本に来てから19年。やっぱり、相撲は辞めたんですけど、ずっと帰るのはどうかなと思って……。好きなんですよ、日本」と発言。ワインとはちみつのプロデュースをしながら、タレントとして活動することを決めたそうだ。
そんな栃ノ心は「『日本統一』ってドラマが大好き」。現在、「ドラマには、まだ出ていない」が、いつかは出演したいとの夢を明かすと、マツコが「そろそろジョージア出身の人が出ても、なんら違和感ないわよ」と背中を押す場面もあった。
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【写真】元大関・栃ノ心の最新ショット