お笑いコンビ・かまいたちが11日深夜、MBS『かまいたちの知らんけど』（土曜24時28分）に出演。ゲストの中山秀征に案内された都内の高級焼肉店『叙々苑 游玄亭 西麻布本館』で、『M-1グランプリ』で体感した決勝と敗者復活戦での“食”の格差を明かした。

　濱家隆一と山内健司は名店に「東京1位でしょう」と声をそろえ、テンションアップ。濱家は「（明石家）さんま師匠ですね。イメージで言うと」と口にすると、中山は「さんまさんがいるかどうかはすぐ分かります。鳥が絞められたような笑い方なんで」と反応。濱家が「一緒になることはあるんですか?」と聞くと、中山は「ごあいさつしたことはあります」と明かした。

　中山が「じゃあ、いつものヤツ、お願いします」と注文して貫禄を見せると、濱家は「言いてえ。游玄亭でそれ通用すんのか」とうらやんだ。その後、『中山秀征様』と名前の刺繍（ししゅう）されたエプロンに驚くと、店側は「あとはさんまさんだけ」と説明。中山の箸（はし）も名前入り“マイ箸”で、割り箸を出されたかまいたちは圧倒された。

　叙々苑について中山が「お弁当もおいしいでしょう。よく高視聴率だったりとか、ちょっとお祝いの時は」と言うと、濱家は「M-1グランプリは決勝まで進むと、叙々苑の弁当出るんですよ」と告白。中山が「そうなんだ」と驚くと、濱家は「決勝に勝ち上がって、“じゃあ、テレ朝の本社でいろいろ会見します”ってなったときに出てくるのが叙々苑の弁当です。そこで初めて叙々苑の弁当を我々は食べるっていう」と説明した。

　中山が「勝ったもののみなんだ」と話すと、山内は「そこで初めて“決勝まで来たんだな”って実感するんです」と明かした。直後に「信じてもらえないですけど」と前置きした山内は、「オレらがめっちゃ初期のころの敗者復活の会場では、M-1の。ホントに賞味期限の切れたおにぎりが出てたんです」と述懐。「そんなに敗者なの?」と続け、中山を笑わせた。山内は「ここまで“敗者扱い”受けなあかんのかって」とぼやくも、「それを喜んで食べてました」と振り返った。