成田→豪州で計19時間 明石家さんま、トラブル続きの飛行機旅報告「とんでもなかった」
タレントの明石家さんまが11日、MBSラジオ『MBSヤングタウン土曜日』(午後10時)に出演。年末年始に恒例で滞在する豪州へ向かう際に成田空港からトラブル続きだったことを明かした。
MBSラジオ『MBSヤングタウン土曜日』
タレントの明石家さんまが11日、MBSラジオ『MBSヤングタウン土曜日』(午後10時)に出演。年末年始に恒例で滞在する豪州へ向かう際に成田空港からトラブル続きだったことを明かした。
ゲストは今春のグループ卒業を発表したばかりのモーニング娘。’25のリーダー・生田衣梨奈だったが、さんまは冒頭から「今回はゲストに生田が来てんねんけど、そんなことに触れる前に、私、またオーストラリア大変だったんですよ」と切り出した。村上ショージから「天気よかったんちゃいますか?」と言われたさんまは、「天気よかったとかいう問題じゃなく、(行きの)飛行機が飛ばなかったんです」と告白した。
出演者が驚く中、浅田美代子を含む4人での旅だったというさんまは「今回は(午後)8時出発だったんですね、飛行機が。“(まず)1時間遅れます”ってなって」と“前兆”を明かすと、和食店でカツカレーとかき揚げそばを食べたり、しゃべったりで時間をつぶして、搭乗口から機内に入ろうとしたところで止められたという。
すでに約30人は機内に入っていたというが、パーサーと整備側でもめている様子が聞こえたとした。「なんかこれあかんなあ」と悪い予感がしたさんまは、通路に立たされたまま約1時間、待たされたという。生田が「やばっ」と声を上げると、さんまは「やばすぎんねん。“座らしてくれ”“それダメなんです”ということになって。とうとう飛ばなかった。(機内の人は)“出てくれ”言われて」と明かし、待合所で再び1時間経過するころに欠航が決定。午後11時ぐらいになっていたという。
乗客にはホテルを用意するという話をされたが、「急にあんな何百人も空いてるわけないから。たぶん大広間で雑魚寝に(なるかも)」と思い、帰宅することにしたという。村上は「ええっ、もうその日は飛ばないっていうこと?」と確認。さんまは肯定し「“(搭乗便は翌日に)振替になります。(フライト時間の)発表が何時になるか分からない”って」と説明した。自宅には浅田の事務所の新人マネジャーが成田まで急きょ来て、送ってくれたという。荷物を取り出したりすると、すでに深夜0時ごろだったという。
帰宅したものの、「(振替便は)朝になるかも分かりません」とアナウンスされていたため、寝られなかったという。結局、4人がさんまと浅田、1人、1人とバラバラの便になった上、さんまはメルボルン経由で豪州国内線に乗り換えを強いられた。4時間のトランジットを含め、到着まで計19時間かかったという。
「とんでもなかったもん」と嘆いたさんまは、「はじめ、オレと美代子さんではしゃいでてんけど、メルボルン辺りから2人とも疲れて。誰も寝れてないんです。夕方の便で、誰も寝れないような時間で」と説明。トランジット時に「ソファーで寝ようか」と考えたというが、国内線への手続きに時間がかかり、気づいたら「離陸30分前」だったという。「あわてて77番ゲートまで行って。メルボルン(空港)の。そっからまた飛ばないっていうか、遅れるとなって」と回想。「ええっ」と声が上がる中、「もう冗談も何も浮かばなくって」とショックを受けたという。
悪夢はまだ終わらない。「着いたらまれにみる渋滞。高速(が)。とんでもない時間がかかって、普通40分か50分で行けるんですよ。ウチの家(別荘)まで。2時間半。そこでも寝ようと思うねんけど、もう寝れない脳になってて」と打ち明けた。「笑うにも笑えない」というさんまは、「(別荘に)着いたらフラフラで。もう夕方やったから」と話した。村上は「普通やったら朝着く便やから。それが夕方になるって、そら」と同情した。
さんまは「30何年(豪州に)行ってる中で、今回は初めて“飛ばない”っていうことに巻き込まれて」と珍道中を振り返り、「苦労して、苦労して、(そこから)みんな4日ぐらいしんどさが残って。ちゃんとした旅行はまた来年かっていう感じ。毎年、毎年いろんなことがあるから」とまとめた。