沖縄・玉城デニー知事「とにかく人手が足りません」 新型コロナ患者増加に悲痛な叫び
沖縄の玉城デニー知事が8日、ツイッターを更新し、新型コロナウイルスの感染拡大が続く沖縄の悲痛な現状をつづった。
「診療へ戻れない医師が後をたちません」検査体制見直しへ
沖縄の玉城デニー知事が8日、ツイッターを更新し、新型コロナウイルスの感染拡大が続く沖縄の悲痛な現状をつづった。
沖縄は7日、過去最多となる100人の新規感染者が判明。政府の観光支援策「Go To トラベルキャンペーン」がスタートした先月下旬以降、感染者の増加が止まらず、医療体制はすでにひっ迫している。
医療スタッフの確保に追われる県庁広報課は「看護師・保健師募集」を緊急告知。
玉城氏は、「とにかく人手が足りません。借して頂けるホテルはあってもそこで療養する方の様子を観れる専門職が必要です。市町村や事業者への協力もお願いしています。あなたの力をどうか県民のために」と訴えた。
さらに「診療室から検体採取にまわり診療へ戻れない医師が後をたちません。そのために個々の病状が深刻化する現実があります。検体採取し検査機関に依頼するも検査数は増え依頼先の機材には限りがあり結果判明まで時間がかかっています。濃厚接触でなく特に症状がない方は今はご自身で健康観察をお願いします」と、続けた。
沖縄は独自の緊急事態宣言(8月1日~15日)を発令中。感染拡大の懸命な食い止めを行っているものの、お盆を迎えることから緊張が高まっている。