タレントの東野幸治が10日深夜、ABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』（金曜深夜1時）に出演。御朱印集めに熱が入っていることを告白した。レギュラーを務める日本テレビ『行列のできる相談所』、フジテレビ『ワイドナショー』の今春終了報道に続き、昨年10月にスタートしたばかりのTBS『THE MC3』（月曜午後9時）で共演する中居正広が、女性とのトラブルで解決金を払って示談したことが判明し、今後が不透明になった。中居の騒動については一切触れなかったが、年末から急に神を信じ始めたと“意味深”に明かした。

“不幸続き”の東野は、番組冒頭で兵庫県西宮市の西宮神社でこの日、行われた恒例の“福男選び”で、母校・宝塚高校の後輩の陸上部員が“一番福”に選ばれたと報告。祝福しつつ「単純に、素直にうれしい気分で始まりました」と声を弾ませた。

　東野は「神社とか、あんまりこういう言い方は良くないんですけど、神様とか仏様という存在、つい最近、年末ギリギリまで信じてなかったです。そういうのって、さすがに弱った人の心に付け入るもんで、“神様、仏様ってホントにいてんのかな”って、うっすらずーっと思ってたんです」と発言した。

　共演の落語家・桂三度こと渡辺あつむが「それが変わった？」と質問。東野は海外暮らしの娘の影響で御朱印集めに付き合っていたところ「御朱印集めが止まらなくなって。ホンマに1冊なくなる（勢い）」と打ち明け、「毘沙門天とか七福神ばっかり。山の手七福神とか、コースになってるから。とにかく車に乗って、寺とか神社仏閣のギリギリのパーキングのとこへとめて、走って行って。ほぼほぼ御朱印だけ集めて。とにかく“オレに幸あれ”みたいな」と笑った。

　御朱印に500円かかるため、さい銭のいるお参りはそっちのけとした。娘は引き気味で「“御朱印さえ全部集まったら、ええことあるん違うか”っていうお父さんは見たくないみたい」と明かした。「あと1週間、2週間ぐらいしたら、すごいペースで自分の持ってる御朱印帳が埋まるというか。とにかく近所歩いては、寺とか神社とかないかなと思って、行って集めてる昨今」といい、「関西遠征もしたいぐらいですよ。御朱印持って、“何かええことあるん違うかな”と思って」と口にした。

　直後に「決して、ええこと最近ないから言うてるわけじゃないですから」と付け足すと、渡辺から「いやいやいや、（集める理由は）なんかあるよ。あれとあれとあれとあれ」とつっこまれた。東野は「あれとあれとあれとあれ？」と大笑いした。

　エンディングでは各コーナーへのメールに加え、「御朱印帳、お待ちしております」と発言。「神社、仏閣、効き目があるところ。今まで56年と半分、神と仏を信じなかった男が、やっと神と仏に出会いました。どうか救ってほしいと思います。あなたの近所の神社、仏閣、紹介してほしいと思います」とネタにした。「素晴らしいですよ、御朱印帳」とまとめる東野に、渡辺は「募集して（その後は）？」と確認。

　東野は、大阪での番組収録の合間に回れたりするとし、「素晴らしい思いのかなった御朱印帳が完成するわけですから。きっと願いかなうと思ってますんで」と力説。渡辺が「は～い」と力なく返すと、「何と言われても結構でございます。心ないヤジ、大いに結構。こっちはビクともしません」と笑った。