空手女子のエース・植草歩(JAL)が7日、YouTubeチャンネル「植草歩のうえちゃんねる」を開設した。

　植草は女子組手の東京五輪61キロ超級代表。

　新型コロナウイルスの感染拡大で五輪は延期となったが、「今回のコロナウイルスによるパンデミックで2020年東京五輪が延期となりましたが、同時にこの期間は、より『空手』というものや『自分』を深く考えることができる時間にもなりました」とコメント。

「1年先になった東京五輪を迎えた時に、どんな『自分』になって迎えているのか。空手を代表する1人の選手として、また空手競技の発信者の1人としてこのYouTubeを通して空手の魅力と私自身のことを多くの人に伝えていきたいと思います」とメッセージを寄せた。

　YouTubeを通じ、空手の活動はもちろん、トレーニングや私生活、また自身の思考などを発信していく予定。

　植草は9歳から空手に打ち込み、大学時代にその才能が開花。これまで前人未到の全日本選手権4連覇、2017年～19年年間世界チャンピオンに輝くなど空手界の絶対女王に君臨している。

　東京五輪の延期で「自分自身を含む周囲のモチベーション低下を感じた」という植草は「YouTubeを通してオリンピックまでの道のりを伝えていき、笑顔やパワーを与えられる人に成長していきたい」と意気込んでいる。

　さっそく、動画を見た視聴者からは「まってました！！！」「笑顔で元気をもらってます」「道場の全員で全力で応援させて頂きます」「コラボ系動画とか楽しみにしてます」などの声が上がっている。