上白石萌音、専門用語だらけの台本に「背筋がゾクッ」 将棋×法廷ドラマ主演で棋譜も覚える

俳優の上白石萌音がこのほど、都内で行われたテレビ東京系連続ドラマ『法廷のドラゴン』(17日スタート、金曜午後9時 ※初回10分拡大)記者会見に出席。共演した高杉真宙、和久井映見、田辺誠一、小林聡美とともに撮影を振り返った。

『法廷のドラゴン』の記者会見に出席した上白石萌音【写真:ENCOUNT編集部】
『法廷のドラゴン』の記者会見に出席した上白石萌音【写真:ENCOUNT編集部】

共演する高杉真宙も感嘆「大盤解説がしびれましたね」

 俳優の上白石萌音がこのほど、都内で行われたテレビ東京系連続ドラマ『法廷のドラゴン』(17日スタート、金曜午後9時 ※初回10分拡大)記者会見に出席。共演した高杉真宙、和久井映見、田辺誠一、小林聡美とともに撮影を振り返った。

 オリジナルストーリーとなる本作は、女性初のプロ棋士誕生を期待されながらも弁護士に転向した主人公・天童竜美(上白石)が、存続の危機に瀕する弁護士事務所の若き所長とともに奔走する姿を描く痛快リーガルドラマ。上白石は同局ドラマ初主演を飾る。

「将棋」と「法廷」がテーマの異色ドラマとなるが、上白石は脚本を読んだとき「こんなの初めて。斬新だな」と感じたといい、さらに「将棋がまったく分からない状態だった。何を目指して戦うゲームなのかも分からなかったので頑張らなきゃいけないと、背筋がゾクッとするような脚本だった」と明かした。

 竜美のバディとなる弁護士・歩田虎太郎役で共演した高杉は、「将棋についてたくさん書いている作品で、上白石さんは棋譜も覚えて、セリフも覚えて、弁護士用語も覚えるという台本で。読んだとき『上白石さんすげ~な!』と思った」と感嘆し、「映像として出来上がるのが楽しみな撮影だった。上白石さんの大盤解説がしびれましたね。みなさんに早く見てほしいです」と力説した。

 また、竜美と虎太郎のバディを見守るパラリーガル兼経理の女性・乾利江を演じた小林は会見で「将棋まったく分からないですし、これまで事件もの法律ものはなるべく避けてきた」とぶっちゃけて笑わせる。苦手意識のあった難解な専門用語を覚えるため「洗面所に難しい言葉を貼って歯磨きしながら覚えた。あとラップのようにセリフを言うと体で覚える」と暗記方法を紹介。言葉をビートにして体に刻む方法は、上白石にも伝授しており「効果ありましたよね」と顔を見合った。

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